燃え尽き症候群で仕事を辞めた元大学教授が書いた本。
少し前、この本をブログで知って、自分もバーンアウトしかけてるかも?と思って買ってみた。
この本では、基本的に人がバーンアウトするのは個人のせいでなく、社会や文化のせいである、という話をしている。その前提で、対策や参考になる生き方をしている人について書かれていた。
仕事より、成功した新規事業より祈りを優先する修道士の話とか読むと、自分の働き方を顧みるきっかけになる。
とはいえ、仕事を楽しめている人や、楽しめている状態自体を否定するようなものではないとも思う。もちろん、ずっと楽しめる保証もないのだけど。
最近は復活したので、なんで復活したのか考えてみると、昔の上司と話してそのままの自分が受容されたからなのかな、と気づいた。
結局は、小さなタスクの単位でも、とにかく感謝されたり、承認されることが大事なのかもしれない。本書のバーンアウト対策にも含まれていたので、興味持った人は読んでみるとよいと思う。