【旅行記】学マスコラボ始まったから八景島シーパラダイスへ行ってきた

Yajamon
·
公開:2025/11/7

有料記事の実験に、チケットの選び方やスタンプラリーの順路を抽出した時間記事を書いてみました。もしご興味があれば。

八景島シーパラダイスx学マスコラボスタンプラリー旅行記の時短記事

「この三連休、ガタガタだ」

11月と同時に始まった三連休、仕事の残タスクが頭から離れなかったり、積みゲー崩し中の「魔女と百騎兵」がクッソ広いマップの踏破と一撃死祭りに精神と夜をすり減らして日中はシャニマス螺旋のオーコメを聞きながら意識を失うということを繰り返し至った日曜の夜。ふと思った。なんだこの休日は、と。

どこか遊びにいきたい。なにか直近でコラボとか無かったっけ?と思ったら、あった。学園アイドルマスターと八景島シーパラダイスがコラボしていた。

それもこの連休と同時に始まっている。とてもホットだ。オタクの賑わいに潜入しようじゃないか。

今回は、この準備から体験してくるまでの旅行記をしたためようと思う。

夜に準備し、翌日一日遊んできたので、コラボが気になっている人の背中を押す手助けができれば幸いだ。

調べ物をする

今回の目標は「コラボを満喫する」に定めた。目玉コンテンツは「イベント」と「スタンプラリー」だ。

そして八景島シーパラダイスオリジナルのイベントとして「LIGHTIA」が気になった。

最速で12:00から始まるAnimal Life Live!に、17:30からのLIGHTIA、そして18:00から始まる Hatsuboshi MV Festival。これらを網羅しようとすればほぼ一日滞在することになる。

一日滞在するとなれば、スタンプラリーの攻略も視野に入ってくる。軽くTwitterを漁ったところ過去のスタンプラリーでも一日がかりになったという感想が散見された。そこでスタンプラリーの説明に気になる文言を発見する。

・ゴール達成には、水族館とアトラクションの一部を利用できるチケットが必要です。

あーはん?

チケット、どれを買えばいいんだ…?

今回のコラボイベントに合わせて、アソビューでコラボチケットを販売しているという。

内容としては「ワンデーパス」「スタンプラリーシート」「ノベルティ:ミニダブルポケット付きクリアファイル」となっている。価格は6900円。なかなか大きい価格だ。ノベルティは良いとして、ワンデーパスやらの内訳はどうなってるんだ?

  • アクアリゾーツパス

    • 3500円

    • 4つの水族館に入館できるパス

  • プレジャーランドパス

    • 3200円

    • 16種のアトラクションが乗り放題になるパス

  • ワンデーパス(アクアリゾーツ+プレジャーランド)

    • 5700円

    • ようは1000円引きだ

  • (おまけ情報) ラリーシート

    • 1000円

つまり、コラボチケットはワンデーパスにラリーシート、あとちょっとのノベルティ代といったところ。ちょっと尻込みしたので、なんかオトクなチケットはないかと探したところ、「横浜・八景島シーパラきっぷ」なるものがあると知った。

これは京急線の駅から金沢八景駅までの往復乗車券と、シーサイドラインの一日乗車券、そしてアクアリゾーツパスに500円分のクーポン券が付いた切符だという。とにかく重要なのは価格だ。

横浜から→ 3580円

単にアクアリゾーツパスを買うのと比べて80円の差額だ。移動費が浮きに浮いている。もうこの選択肢が現れてからノベルティが天秤にかかり迷いに迷って深夜に突入し寝不足が決定した。

とりあえず、アソビューのチケットはオンライン購入が可能なので、一旦後回しにした。

アトラクションって、何?

八景島シーパラダイスにはアトラクションが集まったプレジャーランドがあり、プレジャーランドパスはその16種が乗り放題になるという。それぞれのアトラクションには単価が設定されているため、どれだけ利用するかが損益を分岐する。

だから、アトラクションを確認して気になるものをピックアップした。

  • 青空クライミング ロックンロック 900円

  • 巨大立体迷路 デッ海 700円

  • シーパラダイスタワー 700円

    • おそらくスタンプラリー対象

  • パラダイスクルーズII 1000円

    • 20分程度の所要時間

  • サーフコースター リヴァイアサン 1100円

  • マリンカート ファンタジア 500円

この他のアトラクションを成人男性が一人で楽しむのはちょっと、ね!

そして重要な情報を発見した。デッ海とロックンロックがこの 2025/11/09 に営業終了するというのだ。これはもう「今しかねえ!」という気持ちになった。これで決心したまである。(そして寝る間も惜しんでこの記事を書いているのも今週末がリミットだからだ)

準備をする

さて、行くことは決定したし、目標も決定した。あとは準備をして寝るだけだ。

以下にチェックリストの参考資料を記載しておく。

  • コラボの期間は?

    • 2025/11/01 - 2025/12/17

  • 営業時間は?

    • 10:00 - 18:00

  • 当日の天気は?

    • 服装が決まる

  • 行き方は?

  • 行きたいイベントのスケジュールは?

    • 12:00 Animal Life Live! 初星パラダイスVer.

    • 13:00 スーパーイワシイリュージョン 初

    • 17:30 LIGHTIA

    • 18:00 Hatsuboshi MV Festival

  • 持ち物は?

    • ペンライト(MV Festivalのために)

    • 学マスグッズ、アクスタ(初星水族館のアクスタ持っとけばよかった~~と悔やむ)

    • カメラ

    • 収納系

当日の記録

結局寝たのは4時近くになっていた。少しばかり寝すぎて最速到着はできないことが確定した。

まぁでも午前中に到着する。とにかく横浜駅へ移動した。

京急線の券売機に着くとどうやら外国人観光客がもたついており混雑している。昨夜しらべた通り「シーパラきっぷ」を目当てにしていたのだが、どうしたものかと一瞥すると赤字の文言を見つける。

「シーパラきっぷは現金購入のみ」

あっハイ。

支払いは電子決済にまとめるつもりだったので、さっと移動してアソビューでコラボチケット購入に決めた。この判断が正解だったようで、金沢八景駅まで特急列車に乗れるようだった。

京急線横浜駅の時刻表

この特急列車は12両編成で、後ろのほうが空いてそうだなと思ったら後ろの4両は金沢文庫駅までしか行かないらしい。危うく置いていかれる所だった。8両目に乗り込み金沢文庫駅に到着すると、連結解除の衝撃が大きくて驚いた。軽くぶつかったのかと思うほど力強い。

金沢八景駅からはシーサイドラインに乗り込み八景島駅へ向かう。

金沢八景駅

11時前ごろに、八景島駅に到着した。天気は快晴で日差しが暖かく、厚着は若干ミスったかと後悔する。

シーパラに近づくにつれ、聞き馴染みのあるBGMが聞こえだす。「本当にコラボしてるんだ!というかBGM流れるの?!」グッズ販売やパネル設置はよく見るけれども、空間全体に音源が流れるとは思っても見なかった。

八景大橋を渡った先に受付があり、コラボチケットのQRコードを見せ、スタンプラリーのシートを引き換えた。12:00にはイベントが始まってしまうため、メリーゴーラウンドやバイキングを流し見て遊園地を感じつつ移動。

まず最初に「カーニバルハウス」に入り、スタンプを回収した。屋内の中央エリアはキッズランドとなっているが、ここには入らなくともよい。階段から2階に上がり進むとスタンプ台が設置してあった。

その足で「アクアミュージアム」へ。メイン施設のためチケット売り場が併設されているのだが、そこは長蛇の列だった。祝日だからね。一般チケットや、割引チケット引き換え用の列らしい。

つまり「シーパラきっぷ」を買っていたらここに並ぶことになったわけだ…。

アソビューでチケットを買ったからか、「直チケ」という括りになり、物理チケットいらずで入場することができた。左手に再入場可能を示すハンコを押してもらう。

初星学園コラボの画像が写し出されたスクリーン

11:30頃、入って少し進むと、すぐにスーパーイワシイリュージョンが行われるエリアが見えた。めっちゃくちゃでかいエイがいたり、イワシの群れが観察できる。1Fで忘れずにスタンプを押す。

セイウチやペンギンを観察しつつ順路を進み、3階でもスタンプを押す。

そしてライブスタジアムへ。Animal Life Live! 初星パラダイスVer. の時間だ。

学マスの曲に合わせてショーが展開される。動物たちは躍動し、ライティングも良く、満足感があった。

12:30頃、ショーが終わって退場ルートに乗ると花海姉妹の解説パネルがあった。

ライブスタジアムから出口までの間にはレッサーパンダ展示エリアがあり、人混みを眺め忙しなく動く姿を見た。スタンプ台があるので、出口から退場するまえに押す。

次はスーパーイワシイリュージョンを目当てに再入場。左手をみせるだけでよい。さきほどの30分程度ではわりと慌ただしく魚たちを見れなかったので、観察しつつ待つ。

スーパーイワシイリュージョンが始まった。消灯してから光源の位置が変わるごとにイワシたちの群れが形を作る。まさにイワシトルネード、そしてオーロラのようだった。

同じ順路を辿って次のスタンプ台(パラダイスクルーズII)へ向かう。ちょうどお昼時なのかレッサーパンダが給餌タイムだった。

13:30過ぎ、スタンプを巡りつつ、目標その2。青空クライミング ロックンロックに通りがかる。風はほどほど吹きつつ、雲がかかり始めていたのでやるなら今しかないとチャレンジ。

写真左側のウォールに挑戦した。高さは10mほどで、見えにくいが赤茶色のホールドを登りきれた。

一度登ったらもう腕がパンパンになってしまい、これ以上にチャレンジすると何もできなくなってしまうと思い軽く登っては耐えきれずリタイアを繰り返す。クライミング、間違いなくしんどいんだけど面白いので、どこか近場でいいところがないだろうか。

14:00頃、ドルフィンファンタジーに向かうと美鈴と手毬の大きなスタンドパネルに遭遇。スタンプ台だけじゃなかった!写真を見返して気づいたが、透明なアクリルで補強されているようだ。

マリンカートファンタジアは運休だったのでスタンプを回収してうみファームへ。

うみファームの外周部にはリーリヤと清夏のパネル。そして我らが莉波お姉ちゃんのパネルもあった。エリア内部にはことねがシータくんと仕事をしていた。

うみファームではマアジやマダイが生簀に放たれており、実際に釣って調理してもらうことができるらしい。フライだったり塩焼きだったり。いいなー。

人影におそらく給餌と間違えて集まるクロダイたち。こうも集まると鯉みたいだ。

14:30過ぎ、ふれあいラグーンに到着。ウェルカムポートでお出迎えしてくれる鳥達。ルリコンゴウインコのコハクちゃんが左右に体を揺りつつ元気に声を上げていた。

ぐるりと巡ってケープペンギンパレードの足跡や千奈ちゃんパネルを発見していると、15:00からアニマルパフォーマンスが始まるという。せっかくなので見ていくことにした。

ケープペンギンたちが突撃してきたり、ウェルカムポートいた子たちがスイッチONになっていたりオタリアの愛嬌あるパフォーマンスを楽しんだ。

15:30頃、パフォーマンスを楽しんだらスタンプラリーの続き。シーパラダイスタワーに向かった。入園時からチラチラ視界に入っていたが、タワーという名のアトラクションの実態がわからなかった。どうやら展望台が上下に稼働するらしい。フリーフォールのフォールなし版。ここのスタンプ台は利用しないと押せない。出口から退場する前に押す。

西日がきつい時間帯だったものの、海もよく見え、富士山のシルエットも確認できていい眺めだった。

外周をぐるりとまわる形でメリーゴーラウンドへ。ここで最後のスタンプを回収。

16:00を過ぎ、うっすら月が浮かぶ。さすがに腹も減ってきた。スタンプラリーの交換受付に急ぎ、夕飯を取ることにした。

「姫崎莉波の満腹ストロベリーパンケーキ」が食べたかったが、ピークタイムを過ぎたからかあいにく焼き上がりに40分はかかるという。残念だが別の店舗に行くことに。

「秦谷美鈴のマイペース三日月ピザ」にした。ピザは焼き上がりも早いだろうと見込んでだ。

期待通り、10分ほどで提供された。生地は薄手のパリパリ食感、ミートソースの塩気が丁度よく、ミニ玉のモッツァレラチーズは可愛いがちゃんとチーズをしている。

17:00 に再び(三度?)アクアミュージアムへ。こんどはLIGHTIAを見るので、それまで館内を鑑賞した。

麻央先輩のパネルに気づく。3階のスーパーイワシイリュージョンが見れるところ、で……「プリンス麻央イリュージョン」じゃねぇか!!やってんねぇ!!

17:30 LIGHTIAを鑑賞する。スクリーンとライティングだけじゃなく、プロジェクションマッピングまで活用されたパフォーマンスショー。すごい。

ここ、落雷エフェクトと重なる完璧な画角。

18:00 さて、学マスコラボ目当て最後の一本。「Hatsuboshi MV Festival」の時間だ。LIGHTIAで見せつけられたこのステージの実力で、初星学園アイドル達の楽曲MVを演出するというもの。とても贅沢だ。

オタク達のコールにも熱が入る。

ステージの水面と続いてるように見えてマジで良かった。

まさかのおにぎり吹雪に笑う。

振り返ると、音響がとても良かったなと思う。しっかり聞こえて没入してなお、耳がビリつかない。LIGHTIAと違ってこのステージのための音源ではないのに、よく調整されている。

19:00 演目終了。退場ルートに乗ってると、マリオンクレープがまだ営業していた!駆け込みでコラボクレープを注文する。

クレープを齧りつつ明かりの灯ったメリーゴーラウンドを見ると、広のパネルがある。こんなところにいたのか。素通りしちまったぞ、と。えっ、たしか千奈ちゃんのスタンプ台あったよね、ひろちなってこと…?

撮り終えて振り返ると花海姉妹がいた。入場時は気づけなかったが、むしろお見送りをしてくれていると思うことにし、撮影したのち退園した。

八景島駅に向かってあるくと背中に学マスのBGMが遠のいていく。楽しい時間はあっという間。

おしまい

  • つかれたー!特にクライミングしてから腕に力が入りにくくて大変だった。運動不足でどうしてこんなことを…?楽しかったから…。

  • さすがの3連休。オタクより家族連れのほうがずっと多い。

  • 星南会長のパネルが見つけられなかったけど、デッ海のそばにいたらしい

  • 一日でスタンプラリーは回れる!回れるが、じっくりはできない!水槽のその一瞬を見る一期一会になる

  • スタンプラリーのインクがアイドルカラーに合わせてるの偉すぎる

  • アトラクションの利用料としては、単品のほうが安上がりになってしまった。パラダイスクルーズに乗れたかどうかが分かれ目。(ラリー優先で先送り→遅くなって諦めた)

    • ただし、プレジャーパスも水族館と同様に右手に乗り放題を示すスタンプを押して貰えるので、それを見せるだけで済むという手間のなさは侮れない

  • ラリー最短ルートを取るなら、初手メリーゴーラウンドからスタンプを押せば、タワーから戻ってスタンプラリー景品交換に行けて時間に余裕ができたと思う

    • そのかわりサーフコースターに近づくことはなくなってしまうが

  • あとは10時入場できてればパラダイスクルーズに乗れたなぁ

  • まぁ、良い一日になった!

@yajamon
しずかなインターネットでは頑張りすぎない落ち着いた心持ちで書いていこうと思います。