※4/20に発行したハチペ制作時の裏話など。
未読の方は、読了後に読んでいただくのをオススメします。
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『愛してやまない彼のこと』
『僕の好きなあのひとのこと』
1話1ページ完結の短編を、5〜6本詰めた本にしたら楽しいかな、吹き寄せ(いろんなお干菓子が、カンカンにぎっしり詰まってるアレです。宝箱みたいで、開けると嬉しくなるよね)みたいに詰めたら楽しいかも、というひらめきから誕生した短編集でした。
過去作を読んでくださってる方はお気付きかもしれませんが、私はお話を短くコンパクトに纏めるのがあまり得意ではないタイプの書き手です。
なもんで、1ページ1話の制約にヒィヒィ言ってました笑 おさまらなかったのは……まあ……しょうがないよね〜、私が書きたかったんだもん、と開き直ってます笑
もともと、別々に頒布することも考えたんですが、せっかくだからどっちも読んで欲しいな、という気持ちがあったので、今回セット頒布に踏み切りました。
どうだったかな……? どちらから先に読むかで、もしかしたら印象違うかも。
ちなみに、おまけ封筒に入れた短編も、この2冊の流れを引き継いでます。あ、あのときの! みたいな気付きがあると楽しいよね。
さらにその後の話が、BOOSTお礼に繋がります(弊サークルでは、たまにBOOSTのお礼で短編を1本つけてます。できるだけなにかお礼になるものをと思ってますが、私こと立花の私生活の状況によってはつかないこともありますので、ご了承ください)。
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『雨夜の逃避行』
もともとは、サーモンピンクとかの紙が合うような、ハッピーエチチな話を書こうと思ってたのに、完成品はだいぶ灰色っぽい話になりました笑
カーセッが書きたくなって、そのためにはどうする?を考えていったら、こうなってました。想楽くんの元ネタの芭蕉さんは、「漂泊の思ひやまず」って『おくのほそ道』の冒頭に書いてるくらいだし、ふらっとどこかへ行きたくなるときってあるんだろうなぁ、という妄想も練り込んでみました。
想楽くんって、雨彦ならきっと拒まないだろう、みたいな確信を持った上でお願いしてそうなとこがいいんだよな、雨想……。
ゴムのあたりとか、わりとヘキをこめました笑 のこってるのって、えちえちのえちだよね!