湯船からでて、たたんでいたタオルをつかみざっと体から水気をとる。適当に済ませたらそのまま部屋に向かうと温度差で体からぽかぽかと湯気が出ているようだった。そのほのかに暖かな蒸気がまるで期待する私のようだった。テーブルの上に伏せておいた画面をタップすると彼からの通知が。思わず上がる口角をそのままに顔認証でロックを解除。にやけた顔でもしっかり解除されるんだと少し思いながら、返事を打つ。そしてまたロックをかけた。画面には髪の毛から伝った雫が跡を残していた。#短文創作yamabato_poppo楽しく何かかきたい