湯ぶねに浸かったまま排水口の栓を抜く。ボーっとしていると、だんだんと湯量は減っていき、反比例するように自分の体が重たくなっていく。風呂に入ると心身に良い影響があるように感じるが、1日のうちで少しでも重力から開放される時間が必要なのかもしれない。簡易無重力装置みたいなのが開発されて、無重力健康法が流行する未来のことを考えていたら、あっという間に浴槽の湯は空っぽになった。ドラゴンボールにそんなのあったかもしれない。考え事yamageji映画と音楽が好きです。