子どもの寝かしつけが、ポケモンのモンスターボールを投げてゲットが確定するまでのゆさゆさした時間に似ているなとずっと思っていた。
寝たなと思ったら、まだまだ、布団に着地させたら目がパチリ、振り出しに戻る、今度はいけるか、いや全然だ。みたいなことをへたすると一時間くらいずっとやっている。
なんとなく、SNSなどのインターネットで子育てに関して書くのを躊躇していた。楽しいことも大変なこともたくさんあるけど、ずっと流れている時間を文章にして定着させることに少し怖さみたいなものを感じているのかもしれない。それを知らない人が読むこととかにも。
写真は、撮った人が写っているのが強く感じられるからとても良い。文章よりずっとパーソナルな場合もあると思う。
インスタントカメラの「写ルンです」の写ルンが、取った本人のことだったら少しゾッとしますね。