この記事はエンジニア・スタートアップ向けシェアハウスEngineMaker界隈のアドベントカレンダーの2日目の記事です。
※購入した本のリストは一番最後の項目にあります。
良かった本とかを時系列で
今年購入した本はだいたい70冊程度だった。案外多い。
思ったよりも技術書の割合が多かった。というかPython関係の本を年始にめちゃくちゃ買ってたことが今回振り返ってみて判明した。。。
購入して読んだ本はだいたい3,4割だと思う。(途中で読むのをやめたのも含む)
漫画は数えるの面倒すぎてここに含めてないけど、社会系の本が例年より少なく、今年は本より漫画のほうがためになるようなやつが多かった気がする(クマ撃ちの女やバクマンなど)
政治家時代に政務活動費として、本の購入費の何割かを充てることができたので、結構社会系の本を買ってたのも大きい。(もちろん政務に関わるものという条件があるが、社会系の本だとだいたいその枠にあてはまる)
1-3月
今年は1,2月に就活をやっていて、その時期暇だから統計の勉強していた。そのために統計の本を買って、それ使ってなんかやれないかということでKaggleやPython系のデータ分析本を買っていた(と思う)。
統計に関しては、2級対応の次の本が網羅されててよかった。統計検定のためというより、統計学について網羅されてるため、統計学の入門者として最適と思う。
評判聞いてる感じ、統計学入門 (基礎統計学Ⅰ)も良いらしい。
理解しやすく図が多く見やすいのは、本質を捉えたデータ分析のための分析モデル入門 統計モデル
このシリーズは結構評判良いらしく、最近別の本もでた。
指標・特徴量の設計から始める データ可視化学入門 データを洞察につなげる技術
4-6月
4月からモバイルエンジニア仕事が始まり、モバイル系プログラミングの本を買っている。Swift実践入門は前に買っていけど、Swift5対応した改訂版を書い直した。Swift学ぶには一番詳しく説明されていると思う。仕事でAndroidもやるということでAndroidを支える技術ⅠⅡを買ったけれど、Android Javaとかの言語仕様ではなく、Android OSの話がほとんどだったので、OSのレイヤー知りたい人には良い。
また、上流工程の仕事の経験があまりなかったので、それに関する書籍も購入した。
ちょうど某ITコンサルに10年ほど務めててPMもやってる後輩がいたので、参考になる本について相談したら、おすすめされた本が良かった。
プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」
この本は現場の人が書いたほぼノンフィクションな内容で、アンチパターンとしてとても参考になったし、めちゃくちゃうち当てはまってるじゃん的なことが多かった。電子と紙で両方買った。
有名なPM本として次の本を買ったのだが、抽象的で自分にはちょっと合わなかった
プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで
要件定義については次の本を読んだ。
詳細は覚えてないけど、簡潔でわかりやすく書かれており、要件定義をやる前に読んどきたい。(前述の彼は毎回読んでいた)
この期間後半くらいから若干精神的にきつくなって、メンタル系の本を読んだけど、特におすすめしたい、ってほどの本はなかった。まぁ睡眠しっかりとってればなんとかなる。(逆にストレスで寝れなかったら危険信号)
7-9月
仕事をやめて一息ついたところで、積読になってた去年の本を読んだりしてた気がする
去年購入した本だけど、「BRAIN DRIVEN」「最高の脳で働く方法」が良かった。効率とか働きやすさみたいなところに焦点を当てている。前者はKindle Unlimitedで読めるのか。。現代人の脳の仕組みは石器時代とあまり変わってない、ということを意識するとちょっと他人や自分に対する見方が変わった。
10-11月
あまり本は買って無くて、テストに関する技術書を読んでいた。
ソフトウェアテストの教科書が結構良かった。タイトルとおり、テストの一連についてわかる。ただ、テスト自動化については書かれているけど、CI/CDツールについては触れて無くて、CI/CDも流行り廃りが激しいので本よりも都度ネットでキャッチアップが良さそう。
これまでテストの本は何冊か読んできたけど、現場でテストがちゃんと使われているところにまだ出たことがなく、今年やった現場でもテストコードはあるけど、動かしてない状態(メンテしてなくて負債になってる)だったので、テストを学ぶモチベは前より落ちている。
Zennで初めて本を買ってみた。PDF化できないのがデメリットだけど人気の本は声がかかって、書籍化されることもあるらしい。また、最初は無料だけど、人気になって有料化したみたいなのもあった。(今回買ったのもそれだった)更新が激しい技術であれば、作者がある程度更新かけてくれるので、その場合は既存の本よりも良い点だと思う。
来年の読書方針
最近考えていることは
図書館の活用
電子本をオーディブル化
現在住んでいるところの図書館の蔵書を見てみると、結構買うか迷ってる本がおいてたりする。結構一回読んだら良い本が多かったり、表紙見て買ったけど、実際良くなかったみたいなことをやめたいので、図書館を活用するのもありかと思ってる。近くの支所に取り寄せもできるし、夜9時まで空いてたりするので、もっと公的サービスを使って税金を還元したい(ゆーてもそこまで現住所の住民税払ってない)。
次の電子本をオーディブル化だが、以前Kindle本をOCRで自動的にPDFにできないかやってみたことがある。それが成功したので、それを大量トークン利用できてPDFも読み込めるClaudeとかのAIサービス使って、オーディブル化してうまく積読解消できないかな、と思ってる。例えば「小学生にもわかりやすくこの本の要点を整理して教えてください」的な。現在声で会話できるのがChatGPTだけっぽいので、今後に期待。
今年はAIサービスが加速度的に成長しまくって来年どうなるか予想もつかない。来年はVisionProが出るので、また新しい読書体験ができるのかな〜
本文おわり。
購入した本一覧(順不同)※Kindle Unlimitedは含めない
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