家族全員で新型コロナにかかり、まるまる1週間、大変な目にあっていた。やっと全員が普通に歩いたり喋ったりできるくらいには回復して、なんとか日常に近づきつつある。気づけば本日は日曜日。本当に大変だった。
自分自身が罹患するのも初めてだったので、ここまで辛いものだとは想像していなかった。
はじめは第3子が熱を出し、それを妻がもらった。この段階で妻が簡易抗原検査キットで陽性反応が出たため、おそらくコロナだろうと判明。実家で一緒になった妹夫婦が先にコロナで熱を出していたため、帰省時にいっしょにかかったのだろう。
そこからは残る二人の子供と部屋を隔離しつつ、自分が言ったり来たりで看病とこの世話をする体制に。そう時間を経ずして自分も喉の痛みに襲われ、翌日から発熱。ちょうど先週の日曜日辺りだっただろうか。発熱ばかりか体の痛み、と焼けるような喉の痛みが特徴的だったなと思う。
するとさらに翌日には残る子どもたちも発熱や酷い咳に襲われ、全員でダウン。このときの発見は、子供が誰か元気な状態のほうが「しんど」く、全員倒れてしまうと「元気な人のためのお世話」が消滅するので、戦時的環境での家事育児の難易度は下がるということだった。
それでも親が自分の体調を押しながら子供の世話をするというのは非常に大変で、かつ子供のマンパワーのほうが大人よりも多い (子3>親2)というなかでの家庭内パンデミックは相当に厳しかった。洗濯機のボタンを回すのにも這って向かうようなコンディションなのに、全員が何度も着替えるのでやたら這ってボタンを押しに行った記憶がある。
直近の市中流行株はこのJN.1というものに置き換えられている。これは中国で昨年末に小学校で集団感染し、「マイコプラズマ肺炎ではないか?」などにわかにニュースになっていたものだ。実態は新型コロナの変異株で、既存の抗体を逃避する能力が極めて高い。自分たちが食らったのはこれだった可能性も高い。
仕事でも重要な1週間であったのだが、すべての予定をキャンセルするしかなかった。公私共に大変ではあるが、今日より仕切り直していきたい。