最近仕事の話を公に書く機会が増え、1月はほとんどnoteを書いていた
そして自分がかける量には限界があるので、あまりエッセイを書く時間がなかった。
昨年末、妹に第2子が生まれ、甥に会いに数年ぶりに仙台を訪れた。
青葉区市街地は人がとにかく多かったものの、政令指定都市である仙台市やその中心地を抱える青葉区ですらすでに人口減少局面に入っている。

駅前の人の多さは、県外を含む青葉区外から、休日のショッピングに訪れている若者で印象形成されているのだろうなと思った。

少し市街地から足を伸ばし、上杉や緑丘の方へ進むと、ガラリと風景が変わる。車の渋滞と、歩行者の少なさ。一気に田舎の風景になる。
仙台は東北地方に限ってみると東北各地から人口を吸い上げる大都市だが、その仙台からは東京へ向かって人口が逃げていく。
自分はその両方の立場を経験した。
とても住みよい街で、食事もすばらしいし、治安も素晴らしい。
雪もないし、仙台で困ったことはあまり思い当たらない。
それでも今後の人口マクロに思いを馳せると、自分の好きだった街ですらその様子を維持することは難しくなるのだろうと寂しさを感じる。
大好きだった村上屋餅店は今も健在だったが、あと何年営業してくれるのか。次に来たときにまた食べられるのか。そういうことをちょっと考えてしまうよなぁ。
