日本で一番ラップが上手い奴、は2017−2019年までは確実にjinmenusagiだった。トラックもLEEYVNG名義で創るし、一人ですべてをできる。一人で全てできるがゆえの、異常なまでの細部へのこだわりがすごかった。
しかしコロナ前後で姿を消し、めっきり見なくなってきたと思っていたところ、今年本格的に再始動した。眠剤の中毒から、うまく抜け出してきたらしい。今年リリースしたGOATとCrying Emojiはマスターピース感がすごい。
コロナの間に若手のラッパーは「家での曲作り」「SNSでのバズ」という2つの武器をもち、市場の盛り上がりと合わせてめちゃくちゃ台頭してきた。中でも群を抜いてラップが上手いな、と思ったのがBonbero。
jinmenusagiはニート東京で次世代のラッパーとしてBonberoの名前を挙げ、方やBonberoはjinmenusagiを憧れ、きっかけと呼ぶ。
そんな二人がftでSAKURABAという曲のREMIXを出したが、個人的な感想はjinmenusagiの聴き心地に振り切ったラップは何周か先にいることを感じさせられた。
最近はジメサギの後輩というYouTubeが始まり、ヘッズとしては胸が熱い。
来年も新譜が聞けることを楽しみにしています。