月にだいたい400km、多いときは800kmくらい走る。
マイカーの走行距離の話だ。
僕はほぼ毎日マイカーを運転しており、その用途はオフィスへの通勤ではなくジムへの通筋。
そして週末は必ずと行っていいほど家族と一緒に少し遠くの自然へ足を伸ばす。そんな使い方をしている。
夏ともなると近隣の海、川、旅行にもマイカーを駆り出すため、冒頭の800kmほどに到達する。今年は伊勢と、京丹後へ行った。
小さな子ども3人と妻を乗せての長距離の運転は、常に緊張感がある。運転自体は楽しいものだが、それでも万が一を想像すると気が抜けない。
先日も京丹後の美しい海から、150kmかけて大阪の自宅へ京都縦貫自動車道を走る傍ら、「自分はこの高速道を走るリスクとどう付き合って運転をしているのだろう」という問を考えていた。
すると、今まで自然的に行っていた運転の中に、いくつかのロジックがあることが判明した。以下の順で意識をしている。
事故を起こさない
事故に巻き込まれない
事故が起きても家族が死なない (ダメージコントロール)
事故を起こさないために意識しているのは、運転時の自分のコンディション。
判断ミスを起こさないこと。そのために眠気をいかに抑えるか、ということを考えている。
これはほとんどが車に乗る前に決まっているとおもう。あとは、車中で眠気を感じたら即座にパーキングエリアなどで10分ほど仮眠を取るようにしている。
事故に巻き込まれないために意識しているのは、自車の速度よりも車間距離。
高速道で「遅すぎて車間距離が詰まってしまう車」や、「やけに飛ばしすぎて車間距離を詰めて車」がいるとおもうが、こういった車からはすぐに離れるようにしている。
適切な車間距離と、自分の判断力があれば、イレギュラー時にも対処できる可能性が上がる。
最後はダメージコントロールで、自車より重い車や、軽すぎる車の近くを走らないようにしている。
例えば産業用車などは自車よりも数トン重く、万が一衝突をすると重大なダメージは避けられない。同じ理由で、アルファードやハイエース、ランクル、ゲレンデなどの2tを超えるような車の近くは走らない (自車は1.5t)。
また逆の理由で、軽自動車の近くも走らないようにしている。これは自車が衝突した際に、相手方へ強いダメージを与えてしまう可能性があると思っているからだ。
ということで、特に高速道を走るときは自車と重量が近い車の近くを走るようにしている。プリウス、フリード、シエンタあたり。
この3つを守ったとしても、事故は確率論で起きてしまう。家族との楽しいレジャーが、地獄の思い出にならないよう。細心の注意を払ってハンドルを握りたい。