数少ない友人のhikaruさんと、忙しない年末の合間を縫って久しぶりに対面で会ってゆっくり話した。
友人の定義は難しいものがあるが、仕事や育児の話をしなくても1時間以上話が途切れない、みたいな要件があるとすると、自分にとっての友人が本当に少ないことに若干落胆するが笑
今年hikaruさんに進めてもらったこの本は、ベスト・バイの一つだった。自分にとっての関心ごとのど真ん中でもある。ぜひ年末に多くの人に読んでもらいたい本。
人口増加というアジェンダを外から評論する人は議員にも、官僚にも、民間にも、アカデミアにもたくさんいるが、このアジェンダをOwnして解きに行っている人は誰一人もいないのではないか、という話からひとしきり話し込んだ。そして諸外国含めこの資本主義の副作用である少子化にカウンターを作れた人はいない。
妄想として、仮に自分がこのアジェンダをもつなら、短い命ですが人生を掛ける必要があるんだろうな。そしてこういった複雑で不確実なものに向き合うとき、大事なのは一歩目を転がすことで、その一歩目は自分なら何を生み出すのだろう。
など思いながら帰路についた。