クマによる熊害のニュースが日々後を絶たない。今年は過去最高ペースの熊害が発生しているようで、特に故郷の東北エリアでは都市部に普通にクマが入り込んでしまっている。
大学時代に住んでいたアパートは仙台駅から徒歩20分くらいの距離感だったのだが、そのすぐちかく5頭ものツキノワグマが発見された。正直驚いた。
このニュースを機に、クマについて調べる日々が続いている。
クマがこれだけ人の生活圏に降りてきている理由は色々あると思うが、これだけ人の生活圏の境界線をまたいでしまっている個体については四の五の言える状態ではないと思う。駆除するしかない。
しかし駆除にもたくさん問題があると知った。猟友会は基本的にボランティアだし、警察と市区町村を挟んだ煩雑なプロセスがないと発砲ができない。
発砲したとて、訴えられて銃を取り上げられた猟師が裁判を起こす例もある。漁師の権利を守るために、猟友会はハントを断るケースも有る。
警察が携帯している銃はあくまでヒューマンストップのもので、クマを駆除できるようなものではない。
自衛隊を出動させるくらいしか、他の手段がない。つまり、今の日本にはクマが出現したときの自己防衛手段が社会に備わっていない。
北海道のヒグマにおいては、銃を携帯した漁師を持ってしても、「5分ではない」と言わしめる強力な存在でもある。
人とクマの縄張り争いになっている。
僕は熊が出るような里山が日本の原風景だと思っているし、大好きなのでなんとかしたい。少なくとも自己防衛手段を獲得しないと、好きな場所に住めないのか、というのはストレスである。
手段を獲得するしかないのかもしれない。