「できることがふえる」のではなく、「しなくてよいことがふえる」機能をよい機能と定義している。
「できること」は「今必要でないNice to have」であることがおおく、作りての思い込みにもなりやすい。価値につながるかは博打みたいなところがある。
「いましていることをしなくてよくなる」というのは必ず価値が生まれる。
でもよいではなくて「すばらしい機能」を作ろうと思ったら、どちらでも足りない。「いましていないが、将来する大事なことを、しなくてよくなる」というのが「すばらしい機能」だ。
1つのすばらしい機能を作ろうと思ったら、100の試作と向き合う必要がある。とてもコストが高い。
だから「すばらしい機能」だけを追い求めていたらプロダクトは絶対に良くならない。
よい機能を増やしながら、余裕を生み出すことが必須になるからだ。
まずはよい機能をちゃんと実装していくことが、将来のすばらしい機能を生み出すためには必須であると考えている。