2023年

yamotty
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  1. 香港への海外出張。海外の市場へ出ることを真面目に考える機会となったが、このタイミングではうまく窓が開かなかった。狙う時に帯びる制約を明確に理解した。

  2. 第3子が生誕した。生命のエネルギーを感じる。プライベートが途端に赤ちゃん中心となり、これまでとガラッと変わった。3人の子育て、というのは未知だったが本当に良いものだと思った。ただ、寝不足は増えた。

  3. 祖母の死。大往生だったと思う。残されたものとして胸のしこりを残さないお別れをできたと思う。自分が死ぬ時も、残される人が大事だなあと思った。

  4. 人工戦略法案という本は自身の関心の中心に当たった。どこかでも書いたが、出生率という問題は論じられることはあってもイシューとして持つ人が誰もいない問題である。そもそも日本という国、あるいは先進国国家は出生を通じて自国民を増やすことによってアイデンティティを持続していくことを諦めるべきなのかもしれないが、たとえ世界全体でみたら個別最適であろうと、種の保存や執念を諦めてしまうことを受け入れがたい自分がいることに気づいた。

  5. 内省をし、何のために起業し、それを続け、働くのかをよく自問した。結論として、自分は人がやったことのない未踏を舐るということがエネルギーの根源だということに気づいた。スケールは手段でしかなかった、ということに気づけたのは発見だった。「ほとんどの人が経験したことがないことをできる」ということにモチベーションを覚えるようだ。

  6. 仕事ではとにかく不確実ななかで、大きな意思決定をすることが多かった。自分の中で決めたとしても、その外に伝播することに慎重にならねばならず、数ヶ月を要する、ということが何度かあった。スピードとは何なのだろうと考えることが増えた。

@yamotty
しずかなyamotty。 ブログ→ yamotty.tokyo