自分の経歴とか生い立ちとかあまり話さないですが、初投稿にはいいネタかなと思ったので語ります。
きっかけ
この瞬間からエンジニアを目指した!っていうのは無いですが、「エンジニアになりたい」と思い始めたのは小学生の時でした。
当時はDSだったりWiiだったりPSPだったりが発売され、ちょうどゲーム機の発展が著しかった時代だと思ってます。
ひとりっ子で近所の友達も児童館に行っていて、平日は一人で遊ぶことが多かった私にとって、一人でも楽しめるゲームの存在はとても大きく、いつしか「ゲームを作る側になりたい」と思うようになりました。
高専を知る
小5か6には親に「エンジニアになりたい」ってのは伝えていて、その時に高専の存在を教えてもらってからは進路を高専に決めていました。
とはいっても良い成績取れるように勉強ちゃんとしたってだけで、プログラミングとかの勉強はせずパズドラとかモンストとか相変わらずゲームをする側でした。
プログラミングを自ら勉強するっていう考えが何故か無かったので仕方ないですが、やってたら今よりも技術を身に着けられたかもとちょっと後悔。
高専に入って
勉強のかいあって無事高専に入学。高校と比べると少数派だしどんなことを学ぶか知らない人も多そうなので、軽く学んだことまとめました。
文系
少ないながらありました。科目数はあまり変わらず、範囲が狭かったり授業の回数が少なかったりしてると思います。
国語
英語
日本史・世界史(ww1辺りから戦後まで)
倫理
第二外国語(ドイツ語か中国語の選択)
など
理系
ここはガッツリやっていますが、科目名が違っていて数A、数Bとかではなく
応用数学1・2
確率統計
線形代数
微分積分
みたいな名前でした。一部大学で学ぶ範囲も含まれていました(偏微分とかラプラス変換とかが多分そう)。その他に物理、化学も数学ほどではないものの学びます
専門
ここは学科によってだいぶ変わってきますが私の学科だと
プログラミング
データベース
論理回路
電気回路
電磁気
情報数学
人工知能
などなどソフトウェア、ハードウェアはもちろん理論的な科目も広くやっていました。
こんな感じで色々と学びつつ授業以外でもプログラムを書くようになりました。
就活と卒業研究
高専で5年間学び、その後の進路として主に
就職
専攻科
大学編入
の3つから選ぶことになります。担任の先生からは大学編入を推されましたが、
金を稼ぎたい
大学行ってまで深く学びたい(研究したい)ことがない
学びたいことあれば本買うなりネットで調べるなりしてピンポイントで学べばいいと思っていた
といった理由で就職にしました。とはいえ就活より卒業研究に時間を使いたかったので
地元以外
web系(できればフロントエンド)
学校推薦だせるところ
に当てはまる会社の中で給料が高いところ選んでサクッと3ヶ月程度で終わらせました。
あれ?ゲームきっかけでエンジニア目指したのにweb系?ってなった人もいると思います。
高専で過ごしていく中で「やろうと思えば個人開発で割と何でも作れるし、それだったら自分の守備範囲を広げるほうがいいしフルスタックエンジニアを目指そう」と思うようになり、じゃあ興味なくてやる気がわかないweb系、もっと言うとフロントエンド開発を仕事にしてスキルを着けようってことでweb系で探しました。
おかげで面接のときにフロントエンドが好きとか興味がありますみたいな嘘言ったり演技する羽目になりましたが、無事に内定貰えました(嘘がバレてないのかバレた上で内定にしたのかは不明ですが)。
そして残りの時間は授業を受けつつ卒業研究をしていました。卒業研究では簡単に言うと「液体の物理シミュレーションで使われる手法を剛体にも使えるように改良しよう」っていう内容でやってました。研究ではGPUを使うので先生がいない隙を見てsteamのゲームやってたりしてました。肝心の研究はいい成果は得られませんでしたが、最後の研究発表では先生から合格貰えたので無事卒業となりました。
就職〜現在
晴れて高専を卒業して希望通り関東のweb系企業で働くことになり今に至ります。
最初は慣れない環境で緊張していたし、同期とはいえ大卒が多くて年上だし敬語にすべきか、距離感どうするとか思ってましたが、2年目になったら年上の後輩がありうるって気づいてからはもう気にしなくなりました。
仕事以外で言えば、受動的でも学習できる環境でなくなったこともあって学生時代より個人開発の時間は増えたし、途中で折れずに最後まで作り切れるようになりました。
新卒4年目になった今ではフロントエンドはもちろん、バックエンドだったりAIだったりとスキルもある程度身について、後輩から頼られることも増えて、エンジニアとしてちゃんと働けてるなぁと思ってます。
終わりに
以上、私がエンジニアを目指し実現するまででした!
波乱万丈だとか珍しい経歴といったことはないですが、こういうエンジニアが一人はいるんだなと思ってもらえたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!