私は絵が好きだ。好きというだけで技法について詳しいわけでも美術史を修めたわけでもない。ただ、好きと感じる絵を紹介してみようと思う。画像の引用は怒られそうだからしない。
マグリット「光の帝国」
空は昼だけど地上は夜というちぐはくな奇妙な絵である。なんか訴えることがあるのかもしれないがわからない。ごめんマグリット。空が昼なので地上部分の家などが浮き上がって見えて面白くて好きだ。
ゴッホ「夜のカフェテラス」
ゴッホファンに聞かれたら怒られるかもしれないが私は彼の絵を見ていると気持ちがざわざわして落ち着かず不安定になる。しかしこの絵はなんとなく落ち着いて見れて好きだ。店の明かりに照らされた石畳が美しい。
ホッパー「ナイトホークス」
なんとなくシンプルでほんと静かな夜の一幕を切り取ったという感じの絵だが描かれた人々にそれぞれ何かしらのストーリーを妄想したくなる絵だと思う。好き。
モネ「日傘をさす女」
眩しい、というのが最初の印象。画家が感じた眩しさをそのまま描いたような作品で知らない土地の夏草の匂いを感じ取れそうで好き。
デ・キリコ「通りの神秘と憂愁」
相変わらず何を訴えている絵なのかはわからない。しかし妙に印象に残る絵だ。THE遠近法のお手本のような絵でちょっと不気味さが感じられる。色使いが好き。
あとはワイエスやピカソなども好きだしタイトルが浮かばないまでも好きな絵はたくさんあるのだがあえて好きな絵を挙げるとするとこの5つだ。すべて深い理由はない、なんとなく好きな絵である。美術はほかにも立体造形や建物なども好きだしもちろん日本の絵も大好きだ。これからも好きな絵に出会えるよう美術館や展覧会にはいろいろと足を運んでみたいと思う。