逆立ちの効用

yanokazuya260
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昨日の稽古が開始する前、稽古着に着替えて軽く準備運動をしているときにふとなんとなく逆立ちをしてみたくなって、何年かぶりにその場で逆立ちをやってみた。

格闘技をやっていたときはよく逆立ちをトレーニングに入れてやっていたけど、武術を始めてここ5年くらいはほとんど逆立ちをしていなかった。

久しぶりにやってみたら、さすがに以前ほどピタッと静止したり手で歩いたりはできなくなっていて1秒くらいしか立てない。

逆さになって重力で頭の方に血が昇る(落ちる)感覚を久しぶりに味わった。

そのあといつも通りに稽古をおこなって、稽古の内容もいつもとそれほど変わらない流れだったのだけど、今日になってある異変に気づいた。

いつも稽古の翌日に出ていた上腕三頭筋の筋肉痛がない。

毎回武術の稽古の前半で受け身の練習をする際に、前受身で自分の身体を手を床に着いて衝撃を殺すのだけど、その時に二の腕の後ろ側の上腕三頭筋を使って腕立て伏せのように体重を吸収するのでいつも稽古の翌日は二の腕の後ろ側がかなり筋肉痛になっているのだ。

けれど、今日は全くなんともなく、張りや凝りもない。

ただ、脇の下にあるおそらく前鋸筋に筋肉痛がいつもよりある。

もしかしたら、逆立ちをやったことによって前鋸筋に刺激が入って、受身の動作をおこなうのにより体幹の側を使うことができたから、腕の筋肉を楽にすることができたのかな?という感じがする。

@yanokazuya260
1972年生まれ 武術やドラムのこと、雑感など