3/29
この1週間ほどで、運動に対する強迫観念が増していっているように感じる。脚の筋肉も痛んで仕方がないのにスクワットをやらなくちゃという気持ちに襲われている。主治医の先生にはそのことを話せていない。調べてみたら、強迫的な行動をすればするほど、さらに悪循環でもっとやらなくちゃいけないというか思考に囲まれていってしまうみたい。身体はつらいのにこころは楽になる。解放されたいのなら、そのやれない苦しい時間を我慢して乗り越えないといけない。
杞憂に終わったことと、悲しいことがそれぞれ。自分の気持ちに正直のまま、強くあろう。(この夜で献立が一周した。あっというま!)
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3/30
きのうの気持ちを引きずったままきょうへ。午後には家族が会いにきてくれて、お願いしていたものや本を持ってきてもらった。基本的に動かない時間を過ごしているから、読み始めた本たちはあっというまにページが進んでしまう。今回はあたらしいものが3冊。これから読んでいくのがたのしみ。
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3/31
部屋の中からでも春がやってきているのがわかるくらいの晴れ模様。3月もおわりだなんてあまりにも早い。点滴のおかげか、体重はすこし増えていた。ほっとする反面、抵抗感が自分の内側にあるのも認めなくちゃならない。そう感じるわたしもいるのだということを受け入れるのが大事なのかもしれない。『ああ、ウィリアム!』を読み始める。エリザベス・ストラウトの文章がすきだなあと、あらためて思う。古本屋ではじめて彼女の本を手に取ってからすっかり夢中になって、いつのまにか全作品を揃えてしまった。今回も大切にじっくりと読んでいきたい。