Tinderでやり捨てされた話

寺松朝
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公開:2024/6/20

なんて、どこにも転がってる。なのにわたしが文章をぽちぽちと打ってるのは悔しさから?少し愛があるから?なんでかわからないけど話のネタできたわーって思ってるんでそんな感じです。

彼とは駅で待ち合わせして彼の予約してくれたパスタ屋さんに行った。彼があまりにもマナー良く食べるもんだから少し緊張した。店を出て公園で一緒にアイスを食べた。その後もう少し一緒にいたいとかわたしが言うからわたしの家に行くことになった。そしてお酒を飲んでそういうことになった。わたしは最後までしたことがないから口で抜いてあげた。ブツを喉の奥まで長時間入れられてさっきのパスタが出てくるかと思った。射精まで長かった。そして今度映画に行く約束をして別れた。

数日は頻繁にLINEした。彼がカネコアヤノが好きだというのでお気に入りのアルバムを教えてもらって聞いてみたりした。でもそれは長くは続かなかった。つまんなくなった私はまたTinderを入れて男と適当にチャットしたりしていた。

ある日、電話したいというと今帰り道で充電がないから無理と私とのトーク画面のスクリーンショットとともにメッセージが返ってきた。彼は充電がこんなに少ないんだよってのを見せたかったんだと思う。でもわたしの登録名が見えた。そこにはわたしの名前の横に「セフ1」という文字があった。

「わたしに気がないんだったら無理に会わなくていいよ。」とLINEした。わたしはそのまま寝てしまった。夜中3時ぐらいに起きてLINEを見ると彼からLINEが返ってきていた。そこにはわたしの容姿の批判やフェラが上手くなかったことなどが綴られていた。わたしは眠気まなこのまま少し笑ってしまった。そんな一言で崩してしまうような愚かな男だったのかと。この人に惚れないでよかった。心からそう思った。ショックだったのは容姿を批判されたぐらいである。コンプレックスなのでだから彼氏がいないのかなと数日落ち込んだ。でもラジオで容姿が良くないインフルエンサーなんて何百万とおるわという言葉が聞こえてきてわたしのその悔しい思いはどっかに行ってしまった。

それよりカネコアヤノをあんなやつでも聞くというのがショックだった。〇〇が好きな人に悪いやつはいないなんて嘘だと思った。

わたしはたぶんもうTinderを含めマッチングアプリをやらないだろう。書いてきたことないけれどけっこうずぶずぶ使っていた。向いてないことはなんとなくわかっていた。でも暇つぶしがてらやってたところもあった。寂しいんだ、わたしは。

どこにいるんですかね!運命の王子さま!

@yasashiianata
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