1月
様々な別れを含んだカウコンを終え、目覚めた時には自担がリーダーになっていた。元日からDASHに人人人PLAYLISTと情報が沢山で楽しかった。常々言うように年末年始の雰囲気がとても苦手な人間でその期間は何も考えたくないと思っているが、むしろ何かしらの動きがあったほうが気が紛れるのかもしれない。どちらにせよ年末年始は苦手だ。
1月といえばアルバム『声』のリリースは外せない。1月4日の朝、博多駅のタワーレコードで藤井風のファンに囲まれながらポスターの写真を撮ったのはいい思い出。来年も余裕があれば見に行きたい。
アルバム全体の感想としては、「ソニーがようやく慎太郎くんの声の活かし方を分かってきたな」というところである。楽曲の要所要所での発声の仕方、息の込め方抜き方、任されるパート、と今までよりも成長と冒険が感じられるアルバムだった。THE VIBESではどんな慎太郎くんに会えるだろうか。
谷田としてのTwitterアカウントを作ったのもこの時期である。昨年の11/4以降インターネットに流れる根拠のない悪意に耐えられなくなり、全てから解放されたく新しく作ったのがこのアカウントだ。これからも濁流から逃れ、派閥も何も考えずに生きれる居場所として大切にしたい。
個人的な話ではあるが、1月には成人式が行われた。中高で仲の良かった友人たちが体調不良や受験勉強で軒並み欠席していたのもあり、市が主催する式典には行かず、着付けとヘアセットを終えたあとは母の友人たちのもとを巡ったり、少し遅めの初詣に向かった。2023年、20歳と言われても私は未だに2018年の15歳の自分に留まっているのであまり実感はなかったし、成人式から1年が経とうとしている今でもそれは変わらない。いつか自覚が追い付く日は来るのだろうか。
母の友人からもらった祝いのタルト。お昼頃にアポ無しで会いに行ったのだが、その後ケーキ屋に駆け込んで夕方母ともう一度会った際に渡したらしい。有り難い、第二の母のような存在だ。
SixTONESもデビュー3周年を迎え、ハイタッチ会の代替イベントであるSnow Manとの合同生配信も開催され、個人的には1つの大きな区切りとなった感覚だった。思い出と称するにはあまりにも残酷で殺伐としていたあの数ヶ月の感情を、ようやく引き出しの奥に仕舞えた。数ヶ月後にそれぞれドームに立つ2グループが見せた、少しだけ幼い表情は3年という月日があってこそだと私は思う。厳しい寒さの中に過去と未来を見た1月だった。