しずかなインターネット

日記やエッセイにちょうどいい
文章書き散らしサービス

ログイン

ふた眠り、のちカレー

柔らかなワニ
·
公開:2026/9/7

コメダのコーンスープ

7時半に目が覚める。まだ早いかな……とうとうとしていたが、配偶者が起きる音で目が覚めた。ヨーグルトを食べてラジオ体操をして、新しく始まった仮面ライダーを見る。ふくらはぎがなぜかパンパンで怠かったので、今日のなわとびはお休みすることにした。

配偶者が空腹の意を示しており「モーニング行く?」などと言っていたので口の中がコメダのモーニングになっていた。着替えて支度をし、コメダへと向かう。

コメダアプリをインストールしたので「早速使ってモーニングを頼もうかな〜」と思っていたのだが、混んでいたため席に案内された瞬間に11時になってしまい、アプリからだとモーニングが注文できなくなってしまった。失敗。諦めて口頭での注文にする。私はミルクコーヒーとトースト・ゆで卵・バターに、配偶者はコーンスープとトースト・たまごペースト・いちごジャムを選ぶ。コーンスープなんてあったんだ。今まで気がつかなかった。他にも、クラムチャウダーとミネストローネなんかもあるらしい。次回以降頼んでみようかな。

注文が運ばれてきたので、配偶者のコーンスープを一口味見させてもらった。コーンスープは濃厚で塩味がやや強めで、すごくおいしかった。コメダに対しての認識をコーンスープ屋さんに改めてもいいくらい、おいしかった。衝撃だ。休日の朝に食べたい味がした。今までコーンスープの存在に気がつかなかったことが悔しい。

コメダを出たのち、少しだけさんぽ神をした。さんぽ神というのは「ルーレットでお題が決まるのでそれに沿って散歩をしよう!」というゲームであり、ゲームブックとアプリが発売されている。私はアプリ版(たしか330円)を使用。

この日は日替わりのお題を確認したところ、「西に向かって歩いて、手書きの文字を探そう」だった。

数十メートル先で配偶者が発見。なんて書いてあるのかは不明だが、おそらく文字ではあるだろう。そのまま道なりに駅近くまで散歩をして、書店を見て回った。以下、書店で気になった本たち。

(「虚弱に生きる」だけ公式サイトのリンクが見つからなかったので、インタビューを貼っている。)

道中に映画「ラプラスの魔女」の撮影に使われたっぽい張り紙のあるお店があった。いい雰囲気だったので一度訪れてみたい。原作って東野圭吾だっけ?と「ラプラスの魔女」で検索をかけたところ、映画の星の数が出てきた。2.5だった。低すぎないか!? サジェストに「ラプラスの魔女 ひどい」とも出てきた。どんな映画なんだ。

理知的で神聖さのある生きもの

スペース・アルテマイスターにて開催されていた「福田利之展」に向かった。町田その子「52ヘルツのくじらたち」や、カズオ・イシグロ「クララとお日さま」の装画を担当している方らしい。なぜか入場無料で、おしゃべりも写真撮影もSNS投稿もOKだった。

作品数はそれほど多くはないものの、かなり満足感のある展示だった。実物は絵の凹凸や色味がはっきりと見えるのがいい。福田利之さんの絵は、もちろん平面に印刷されていてもすてきで可愛らしいが、実物での見応えがある作品ばかりだった。

下の写真たちは、今回特に好きだったもの。

東畑開人「雨の日の心理学」の装画。本屋や図書館で見たことある! 傘の左上に英字新聞のコラージュっぽい部分があるのだが、本の装画にする際はそこにタイトルが入るからか、はたまた英字がノイズになるからか、コラージュの文字は見えなくなっている。実物を見ないとわからない発見だ。

こちらはキリンジのライブオリジナルグッズのイラストらしい。パキッとした色使いがかわいい。

左の隙間が均等に描かれている鳥や、人と猫の中に描かれている植物の紋様が好きだ。

こちらはオリジナルのイラストらしい。なんの生き物かはわからないが、どこか理知的で神聖さを感じさせる動物の目つきと、散りばめられた紋様が妙に好きだった。ポップで親しみやすいのに幻想的でもある。

福田利之さん原案の木彫りもあった。大きな鳥のようなものの中に、仏のようなものが内蔵されている。モニュメントとしてうつくしい。

さまざまな展示を見ながら、配偶者が「陶器みたいだね」と言っていた。確かにこの図柄っぽさと温もりと色使いはかなり陶器っぽい。陶器に描かれる絵って温もりがあってかわいいのだが、私は今回福田利之さんの絵に陶器の絵の良さを感じて展示を見にきたのかもしれない。

福田利之さんはほぼ日ホームページにて、毎月描き下ろしのスマホ壁紙を配布していたらしい。その数、なんと100枚! 描き下ろしの絵を100枚と考えただけで、なんだか眩暈がしてくる。

展示室の横にはカフェも併設されていた。いつか行ってみたい。

ホットケーキを焼くのがうまくない

お腹が空いてきたので、スーパーで買い物をして帰宅。

スーパーの近くに配偶者が行きたがっていた持ち帰り専用のお寿司屋さんがあり、Googleで調べると何故か「閉業」と表示されていた。悲しんだ配偶者が真実を確かめるために店舗へと向かうと、全然営業していた。ネットは嘘つき(昨日に引き続き二度目)!

配偶者は鯖のバッテラを買っていた。配偶者が喜びで「まん、まん、満足」のような歌を歌っていたので「一本満足?」と問いかける。バッテラは数え方としてぎりぎり一本とカウントしてもおかしくないから、言葉としては間違っていないかもしれない。一本食べたら満足できそうだし。

帰宅後、遅めの昼食を作る。冷凍ブロッコリーをレンジ加熱し、ホットケーキを焼き、ベーコンと目玉焼きも焼く。ついでにコーヒーも淹れた。私はどうやらホットケーキを焼くのがうまくはないらしい。全てのホットケーキを黒くしてしまった。

ホットケーキはふかふかで分厚くて、それなのにぱさつかなくておいしかった。今日食べたかったものの味がした。

ふた眠り、のちカレー

昼ごはんを食べたのち競馬を見たり、皿を洗って洗濯をしたりした。

16時半頃になると妙な眠気があり、布団に入ってひと眠りすることに。1時間眠ったら17時半だ。ごはんを作り始めるにはちょうどいい時間だろう。布団で毛布に包まれながらまどろみはじめる。

起きた。18時半だった。私は1時間ほどひと眠りするつもりだったのだが、どうやら2時間眠っていたらしい。ふた眠りだ。配偶者はお腹が空きはじめている様子だった。炊飯だけお願いしたのだが、お米を研いだか確認すると「もう炊けてる!」とのことだった。有言実行の偉さを感じるとともに「私は炊飯の音に一切気が付かず眠りこけていたのだな……」とも思った。

今日はカレーの予定だった。にんじんとじゃがいもと玉ねぎを切り、水を1リットル弱と白ワイン100mlと豚肉を加えて煮込む。ついでにみじん切りにした生姜も加える。煮立ったらカレールー(熟カレー)を1箱投入し、ついでに戸棚に眠ってるスパイスも適当に入れて、ルーが溶けるまで煮込む。

私がカレーを作る間、配偶者に時計を直してもらった。そんなにずれてはいなかったらしい。むしろ、5分くらい早く設定してもらってもいいのかも。私は行動の予測が甘く、どうせ遅刻するので……。人に時計を調整してもらうのって、なんだかうれしい。流れる時間を調律してもらっている気がする。人に時間を委ねることは信頼の上に成り立っており、体を預けてもいいという安心感がうれしいのかもしれない。ねじを巻かれている人形の気持ちになる。

カレーができるのでごはんをよそう。どうやら、ごはんは硬めに炊いてくれていたらしい。カレーの予定だったからであろう。うれしい。今日買ってきたらっきょうも箸休めに添えた。

家で作るカレーって、妙においしい。がつがつ食べたい味だった。甘めなのにちゃんとスパイスが効いていて、あとから辛さもあって、なによりコクがある。どろりとしたカレーのうれしさが詰まっていた。

ごはんを食べてだらだらしたら、あっという間に21時を回っていた。動画を見ながら歯を磨く。

見た動画。面白すぎて歯を磨きながら見たのを後悔した。溺れる。

布団に入って、日付が変わる前に眠りにつく。