不調ウィークに入って心も身体もイヤダーッ！！になったので今日のタイトルは大森靖子の「更衣室ディストピア」より。以下も歌詞の引用です。
「見抜く醜さも 皮の可愛さも ネガポジどっちも心でしょ」
初めて聴いたとき、ここでグッ……となった。こんなにもピンクで瀟洒な音色なのに、歌詞が生々しい血肉の色をしている。生きている人間の血肉。なのにかわいい。匂いも重みも温もりも手触りもあるかわいさ。かわいさってどこか人間離れしてるところがありがちだけど、これは人間が人間でありながらかわいい。大森靖子さんってやっぱり凄まじいな……と思います。
でも“女の子に生まれる”ってことについては、まだわたしの中でそれを定義しきれていないです。これはこの曲を選ぶのなら書いておきたいと思って、書きました。境界線の話をしたいわけでも、あなたを拒みたいわけでもないから。
バス停で大森靖子さんの「私は悪くない」という曲を聴きながら涙をこぼしつづけた夜がある。誰もいない冬の夜でした。スーパーで何を買えばいいのか分からなくなって店内を彷徨い続けながら聴き続けていたこともある。でも今聴いても心地よくて不思議です。暗い夜の思い出しかないのに苦しくない。ふしぎ。
出だしはややネガでしたが、ネガポジどっちも心なので、ポジの話もしましょう！
ありました！クリープハイプの会員限定コンテンツには「壁紙(カベシ)」っていう、アーティスト写真やライブ中の写真を高画質でダウンロードできる……なんていうんだろう？そういうコーナー？……があるんですが、さっき更新されたクリープハイプ各々の写真がすごくかわいかった。これは間違いなくポジ判定。早速めちゃくちゃかわいいカオナシさんの写真をホーム画面に設定しました。ほんとにかわいいからあなたにも見せてあげたいのですが、当然ダメなので……かわりにとあるゲームのスクリーンショットを見せちゃおうかな。
リヴリー！
これは、自分の島やキャラクターの服を着せ替えたり、リヴリーという生き物をお世話したりする「リヴリーアイランド」というゲームです。ここに上げるのはたぶんシェアのたぐいに入ると思うので、大丈夫……なはず！これはけっこう気に入っているレイアウト。うちのアイランドには、ふわふわのとりともちもちのうさぎとぴょこぴょこの……桃色の子が暮らしている。かわいいですよ。またレイアウトを変更したら見せに来ますね。
日々の中にもっとネガとかポジとかないかな〜って考えていた。かつてはすべてのものごとに喜怒哀楽しすぎて毎日疲弊しきっていて、でもそれからお薬を飲んで「凪ぐ」ようになったので、ある程度はその場その場で受け流している気がする。いいことなのか？わるいことなのか？消耗はしなくなったけど、「凪ぐ」のを嫌う人もいるだろうなと思うし、わたしも「凪ぐ」ことの不自然さに戸惑うことがある。でもたぶん身体と心はめちゃくちゃ助かってると思います。創作したいという気持ちは、困ってるかもだけど。わたしの創作の源は苦しみや戸惑い、怒りだった気がして。でも心身の健康はすごく大事なので……生きていきましょう。
太宰治の『女生徒』が彼の著作のなかでも一番好きで、今まさに今を今、今、今、と指で押さえていても今はどんどん飛び去っていってしまう、みたいな記述を自分事として理解した瞬間ふるえるほど感動したのを覚えている。ああ、ほんとうだ……！って思った。小学生のとき、古本交換会でいただいた本で読んだんだったな。いい経験だ。今まさに今を指で抑えてこれを書いています。
ALAN WAKE2の続きをすこしプレイした。闇の力あいかわらず強いよ！1でもデカくて重くて力のある闇のやつ(でかやみ)に何回も何回もやられたんですよね。くやしかったな……何回も何回もやられると言えばSEKIROですが、あっちは狼(主人公)の潔さもあって、己の実力不足……って気持ちになるんです。でもALAN WAKEはちょっとそれ反則！闇だからって！という気持ちになるんですよ。
いや、でもSEKIROもちょっとそれ反則！忍びとか武士とかだからって！という気持ちにはなるな。
SEKIROの火牛。あれなんだったんだろう。角が燃え盛るデカくて重くて強い牛(もえうし)がめちゃくちゃ走ってめちゃくちゃぶつかってくるだけの避(さ)けられない戦いがあって。いや、有識者からすれば「それだけじゃないよ！」なのかもしれませんけれども、わたしの中の狼は「もうやめよう！こんな何の得もない戦いは！」と叫んでいましたよ。お互いかわいそうだった。
身体の調子が悪いぶんなのか、考え事にどぽんと沈んで思うがままに書き連ねるにはいい日だったな。まあ別にむりやり日々に幸せを見出す必要はないです。な〜んかだめな日も日記は書く。文章にするのがすき。楽しい。そんな気ままな感じに付き合っていただいてありがとうございます！また書きます！また今度。