こんにちは。メディア広報委員、デジタル委員のしびからです。皆様お元気でしょうか。
この記事が公開される頃には、街はクリスマスに色づき、あれやこれやと色恋沙汰あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
小学三年生の頃でしょうか。
私は薄々「サンタさんは両親なのではないか」と思っていました。
クリスマスになると、達筆な字で手紙を私たち兄弟に残し、プレゼントを部屋の隅に置いてくれるサンタさん。
クリスマスは私たち兄弟にとってすごく楽しみな行事の一つでしたが、サンタさんと会えないことにモヤモヤしていました。
「サンタさんは両親なのではないか」
そんな淡い妄想をしつつ、両親の寝室をぼーっと眺めていました。
近所のスーパーのレジ袋がありました。それも大きめのもの。
そのスーパーはいろいろ店を入れていて、おもちゃ屋さんも入っていました。今はもうないので、いい思い出ですね。
レジ袋の中身を見てみました。偶然。好奇心。怖いもの見たさだったのかもしれません。
レシートを見つけました。
かなり高額な商品なようです。
商品名は……
私がサンタさんにおねだりしたプレゼントとそっくりそのままでした。
これはなんだ!? 世紀の大スクープじゃないか!?
そう思った私は、当時幼稚園児だった弟にそのレシートを見せ「サンタさんはあのスーパーでプレゼントを買った、つまりサンタさんは両親だ」という考察を語りました。
弟は笑いながらもびっくりした形相でした。
いますぐ両親に突撃すべきだ。体が勝手に走り出していました。
階段を駆け、リビングの両親へ。レシートを見せると、両親は観念した顔で苦笑いしていました。
ここからは、私の懺悔です。
「サンタさん」とは、幻想の存在です。しかし、実在します。幻想なのに実在する、ちょっと変な存在です。
サンタさんは、実在します。
ですが「サンタさんは実在する」という事実を、当時幼稚園児だった弟から奪い去ってしまったのは私です。
サンタさんなどいないと、思わせてしまいました。
もっと、夢らしい現実を与えてあげられたら、と今でも思っています。
これは、兄弟としてのエゴです。完全なる、私のエゴ。
エゴであっても、そうしてあげたかった。
サンタさんに手紙を書いて。薄々気づき始めて。なんとなく信じるのをやめて。
そんなクリスマスを送って欲しかった。
弟よ。こんな姉で申し訳ない。
冬らしい曲を紹介します。全然冬じゃない曲も入れます。
伝えたい言葉足りないよ
会えない夜が切ないよ
どうして何気なく手渡せない
君しか居ないのに
椿屋四重奏「ブランケット」
手を伸ばせ彼方まで
北風飛ばせ
最果ての街へ銀河の果てへ
何もないこの地から
冷めきった心まで
さびれた手さえ
温め直すのだこの闇飛び越えて
曇天の先へ
小田桐仁義「Warm Again」
抱きしめあえばいいのに
涙流していいのに
それすらできない、
とても大切で できない
毛皮のマリーズ「それすらできない」
以上です。アドベントカレンダー、あと一日やね。クリスマスまであと一日。
明日も生きようね。なんとか、頑張らずに頑張ろうね。
読んでくれてありがとうございました。