在宅勤務。月曜なんてこなければいいのに、と毎週思う。かといって、じゃあ次に控えている火曜がくればいいのかというと、火曜にもこないで欲しい。水曜にも木曜にもこないで欲しい。金曜は夜だけならこさせてやってもいい。日曜の夜と金曜の夜を繋いでループさせ、土曜と日曜だけを延々繰り返していたい。同じことを色んなところで言っている気がするけど。
先日、ある人が「かつて無職だったことがあるが、不思議なもので二週間も休んでいると働きたくなってくる」と言っていた。自分も転職時に無職期間を作ったことがあるので、一人で部屋に閉じこもっていると徐々に社会と関わりたくなってくるという気持ちはわからないでもない。でも今なら小説を書いてインターネットで発表することで満足できてしまう気がする。
「日本人は勤勉などではなく実は怠惰」という説は、自分がそうなのでよくわかる。仕事で社員に対して「経営者のマインドを持って欲しい」とか「一人ひとりが自律して考え行動して欲しい」とか言わなければならないのだが、どれもマネジメントの怠慢な気がしている。
久し振りに小説を書き始めた。音楽の話。壮大な話なので自分の筆力に余る気がするのだが、漫画家の山口貴由さんの創作論に「技量の追いつかぬ場面でも、描きたいと思うなら挑むべし」とあるので、がんばって書く。うまく書けるといいのだが。