叶井俊太郎さんが今も仕事をされているのを観測している。
死については時折ぼんやりと考えることがあるのだが、私も余命半年と宣告されたとしても治療は選択せずに死の直前までコードを書くことを選択するのだろうと思う。
ただし死が目前に迫ってきていることを知った時に、私は日常を続けることはできるのだろうか。いや恐らくきっと焦ってしまって、もがくのだと思う。
きっとこの世に未練があるのだと思う。まだまだ未練だらけである。
余命があと半年だと知った時に気がかりなものがなくなるようになるまでには、まだまだである。
そんなことを考えていると焦りを感じる。夫としても父としてもプログラマとしてもこの世にはあまりにも残したいものが多すぎる。
目に見えず静かに迫り来る死の前に焦燥感に駆られながら今日を生きている。