自分は今、とにかくUIデザイナーという職をやっている。
自分はデザインを「できなくはない」。
「できなくはない」は「できる」とは違う。「チョットできる」でもない。もちろん、「すごくできる」は絶対に違う。
「できなくはない」ことのひとつが自分にとってUIデザインだった。
子どもの頃から、自分の人生は「できなくはない」でやってきた気がする。あまりにも「できないこと」が多すぎるからだ。
自分が発達障害かも?と思い始めたのは20代後半だったが、実際に診断を受けたのは30代になってからだ。
さて、20代のころは「できなくはない」は良くないのでは、と思っていた。でも自分の「できること」は「できなくはない」ことだらけで、「できること」は圧倒的に少ないのだ。
診断を受けてからは「できなくはない」は自分の大切なスキルだと思うようにした。
「できなくはない」ことが増えると少し嬉しい。
30代からダンスを始めた。2年ほどやって、「できなくはない」の下の下くらいは上達したと思う。
「できなくはない」ことがたくさん集まればいつかは「チョットできる」になるのではないか。知らんけど。