体調が悪くなるであろうことを見越して、今日は一日休みとしていた。先を見越して休みを取るということがチョットデキルようになったのでえらい。疲れの気配は10月くらいから感じていて、どこかで止まらないとな、とは感じていた。疲れていればいるほど休みが取れなくなるのがいつものパターンで、大体完全に体調を崩してから、予想外に休まざるを得なくなる。そろそろそういう休み方は、自分も周りもしんどいことになり勝ちなので、続けたくないなと思う。
睡眠時間は10時間半くらい。21:00くらいに就寝し8:00過ぎまで寝ていた。いつもの平均睡眠時間は7.5時間くらいなので大分寝れた。寝続ける体力自体がなくなりつつあるので、久しぶりの長い睡眠だった。昨日から全然変わっていない気がするが、脳のデフラグ的なことが終わっていることを期待している。食べて寝て片付けができている内は大丈夫だと信じたい。昨日は机まで辿り着けず、床か布団の上を15時間ほどうろうろしていたので、机に座れた今日は比較的体調が良いはず。
■今日読んだ本
「われら狩りの掟 松野志保歌集」(ふらんす堂)/ 一冊読み切るというよりは、合間に目を通すような読み方をすることが多い。第一歌集「モイラの裔」も第二歌集「Too Young To Die」とどちらも中古価格が高騰しているので、注文すれば買えるという状態がとても珍しい。強烈な滅びへの予感と頽廃の気配が心地良い。もうこれ以上、先に進まなくて良いのだという静かな希望を感じることができる。体調の悪い日に、「生産性」や「未来」などの建設的な話を読むと余計に具合が悪くなる。こういう本を常備しておくのが、心の健康が芳しくない人間のせめてもの抵抗である。
「キーボードなんて何でもいいと思ってた」朱野帰子 / 技術書典15(技術書典:技術書オンリーイベント (techbookfest.org))で購入した。前作の「急な「売れ」に備える作家のためのサバイバル読本」が面白かったので、今回も楽しみにしていた。自分で文章をまとめるだけでなく、今回はインタビューまで行っており、こういったバイタリティが「急な「売れ」」に繋がるのだなと、思った。私も例に漏れず初期装備のキーボードを使い続けているタイプの人間で、キーボードに限らず色々な物への投資を惜しんだが故に「何か違うんだよな…」と感じながら壊れるまでとりあえず使ってしまいがちだ。仕事柄PCとは切っても切れない関係なので、この本を読んでデスク回りにかなり興味が湧いた。新しい世界の扉はどこにでもあるのですね。
一冊目と二冊目で早速感情的に矛盾しているあたり、かなり生きているなぁと思う。