黄金のレガシー7.0メインストーリーをクリアした。ので、せっかくだし感想文残しておこうかなと思う。特に推敲とかせず思ったまま胡乱に書き散らしていくよん。ネタバレ配慮してないからよろしくネ。
あと感想バトルしたいわけじゃないから予防線めちゃめちゃはるんだけど、あくまで「私はこうだったよ~」ってだけなので!!!!よろしく!!!!!
黄金のレガシー、総合的な感想として、楽しかった。なんやかんやで2番目に好きなパッチになりました。1番は漆黒のヴィランズ。漆黒のヴィランズのオタクなのはどうしたって揺るがないところはあるので…。
そもそも、黄金の話にもちょっと関係してくるので書いておくんだけど、FF14のストーリーにおいて私が唯一「光の戦士の話」だと思っているのが漆黒のヴィランズでして。他のパッチも光の戦士が主人公ではあると思うんだけど、あくまで様々な物語の観測者というか…光の戦士の話ではないかなって。別にそれが悪いという話でももちろんない。それが楽しかったりする。でもそう思ってたところに突然「これは"お前の物語"だ」ってされたのが…好きで…だから漆黒のヴィランズがとても好き……。
で、黄金のレガシーはというと、暁月で一段落したところだから”俺の物語”ではないだろうな~と思ってたんだけど、まさにその通りで、その上なんなら”観測者”として思った以上に自由だったのが個人的にとても好きだった。ある意味漆黒の対局なのかも。個人的に。
今回ね、背負ったもの、背負わされたものがかなり少なかったなと思ってて。今までいろいろ背負ってたのが嫌だったという話ではないんだけど、暁月までにたくさん背負って背負わされてきたもの、それらを手放したわけではないけど、一旦おうちに大切にしまって、手持ちは軽くして新天地への冒険に出た、って気持ちでいたから、わりとその身軽さのままでいれたのがすげ~~楽しかった。「手助けしてほしい」ってことはあっても「解決してほしい」ってことは今回あんまりなかった気がする。その期待されすぎてなさが心地よかった。
私は黄金のレガシーやってる間度々「夏休み」って言葉を使っていたんだけど、これは「”英雄”じゃなくていい時間」の意味で使ってたので、そう思うと黄金のレガシーは結構な夏休みでした。満喫しちゃった。
まぁそのせいで自由に寄り道しすぎてクリアまでそこそこかかったんだけど、今回はその進め方を取ってよかったなってのも思ってるわね。
ところで、その身軽さ自由さを盾にして、メインやりながら途中でクリコンカジュアルに行きまくってマウント取ったりしました。学者(召喚)はほぼほぼクリコンで90→100のレベリングした。ガハハ。


グローリア号とオプレッサーです。へへ、いいでしょ!
ちなみにパッチ初日にクリコンしたら <<CCRC2023 Finalist >> って付いてる人と結構あたって震えちゃった。いやそりゃ初日にクリコンしてるのは大会出るような人たちでは?ってのはまぁそれはそう。わたしは何故初日からクリコンを…? そりゃ楽しいからですが…。 ヨシ!問題なし!
と、まぁそのくらい自由に満喫してました。メインに集中できてないじゃんと言われたらそうなんだけど、もともとこういうのが好きなタイプなので(原神通って特にそうなった気もする)、それが悪かったとは思えないんだよね。事実楽しかったので…。
今回、賛否両論なのは把握してるんだけど、いかんせん「確かにそうなんだけど、そこが好きだったんだよね…」が結構あってさぁ。まぁそれ自体は全然良いというか、そういう感じで人それぞれ評価がわかれるのがむしろとても良いとは思うってるんだけど、それはそれとして「でもそこが好きだったんだよね…」ってのを残しておきたいかも…って気持ちにもなっちゃったのもあるんだよね、今感想文書いてるの。でもほんと、あくまでそこが嫌だったという人を否定したい訳ではないという保険をまたかけさせていただくわよ!みんな自分の感想を大事にしな!
さて、ストーリーの話、まずは前半(継承の儀~継承式)の話からするか。
これ、前述した「でもそこが好きだったんだよね…」のひとつなんだけど、前半の各部族の拠点、メインだけだと描写不足でサブクエまでやってやっとその地のことに深みが出る…みたいなのちらほら見かけましてね。確かにな~と思いつつ、「サブクエまでやればわかる」なのが私はかなり好きだった。まさに「知ろうとしないと知れない」だと思ったから。サブクエとか別にやらんでも支障ないけどさ、その地にいる人たちの話をきいて、いろいろやって、ってすればするほど、その地のことがわかる…っていうの、まさに黄金のレガシーでやりたいことじゃない!?って思えて好きだった。まぁ狙ってそういう作りにしてるのかどうかはわかんないけど…偶然私にはちょうどよかっただけかも。
ただね~だからこそ風脈を連続サブクエの1個め報酬にいれるのそろそろやめてほしい気持ちがあるんだ…。連続サブクエ自体は今回どれも良かったから、そこへの誘導にしたいんだろうというのは理解出来るんだけど、サブクエはサブクエのためにやりたいんだ私は…!って今回もなっちゃった。風脈システム自体どうなんだろうなぁ。個人的にはもっと簡単にしてもいいんじゃないか?とは思う。コンパス片手にうろつくの自体はめちゃ好きなので、探検手帳をコンパス式にするとかどう?ダメ?そう……。
あ、そうそう、トラル大陸の部族といえば、ハヌハヌ族が好きだという話もしとく。バヌバヌ族も好きなんだけどおっきい鳥さんでかわいいよね。で、「その部族のことをちゃんと知れて~…」とか言ったそばからすまんけど、とにかくなによりもあの…神輿が…あまりにも…良くて…。担いでる時すごいゆっくり進んでたのもなんかツボで…。目からビームでたとき大喜びしてしまった。神輿に脳を焼かれてしまった。すまんけどとにかくあの神輿に乗せてほしい。マウントがほしい。あとオフォカリーのエモートもほしい。ハヌハヌ族の友好部族クエストあるって信じてるから…無かったら泣いて暴れるからな! 神輿乗れないからって泣いて暴れる光の戦士。嫌すぎる。でも無かったら泣く。
あとねぇ、これは後半にもかかるんだけどゾラージャ兄さんの描写のなさ、描かれなさがかなり好きだったね…。あれだけ「知る」そのために「話す」を重視してたのに、それが全然なかったの多分さすがにわざとじゃないか…?と受け取っていて…。一応ちょいちょい匂わせはされているから勝手に想像しようとおもえば出来なくもない具合だと思う。ゾラージャ戦のBGMタイトルが「レゾンデートル」でカード番号が「404」なの絶対わざとじゃん。こういう匂わせ演出がわたしは狂おしいほどに好きだ。でもそういうのかき集めてどんなに想像しようとも、ちゃんと話せなかったので”実際のところ”はどうしたってもう知れないんだよね。うーん良い。黄金秘録とかあったとしてもそのまま描かれないままでいてほしいくらい。
前半はずっと「夏休み!楽し~~!」って自由にしてた。あと「もしかして黄金のレガシーってONE PIECE?」って定期的に言ってた。時々ウクラマト・D・ラマチだと思ってた。この"D"は"DAWNTRAIL"の"D"だよ。…まぁ、今のは胡乱発言なんだけど、節々でONE PIECEを思い出していたのはマジです。これは好意的に捉えた言葉だと思ってほしいんだけど、黄金書いた人、ONE PIECE読んで育ったでしょ!ってずっと思ってた。あんまり他の作品の名前出すの良くないかなって思うんだけど、私もONE PIECE読んで育ったから…かなり馴染む味してて…嬉しくなっちゃって…。
まぁこんなこと言ってるけど、わたしのONE PIECEの知識、ワの国入ったあたりくらいまでだからマジで胡乱感想文です。すまない。
荒野のあたり。あのへんも単体でみると結構好きなんだよな。漆黒オマージュなんだなってわかるし。もしかして夏休み終わっちゃった!?ってタイミングで夏休み延長!!!って感じだから嬉しかったし。レアFATEでカピバラもらえるし。
でもあそこをテンポが悪く感じたのも否定出来ないんだよな~…。西部劇パートもだけど、トライヨラ襲撃後も謎ドームに突入するために爆弾列車作るぞ!はいいっちゃいいんだけど、そんな悠長にやってる場合かな!?ってちょっと思っちゃった。あの頃トライヨラ行くたびに暗い雰囲気のままだったからはやくなんとかしたかったんだよな~。トライヨラって普段BGMからしてかなり明るいから、襲撃後のあたり立ち寄るたびにしょんぼりしてた。何度も寄り道トライヨラしてないでさっさと進めればよかったのはそれはそうなんだけど…。やっぱりシーン単体でみれば皆で力をあわせて作ってる感じで良いシーンなんだけど、タイミングがね…ていう感じ。あと誰だ列車の装飾悪ノリしたやつ!頭とかいる!?いや嫌いではないし正直ウケてしまったけどそんな場合か!?と言われたらそれはそうだよ!

ところでエスティニアン、あいつ何?もともと結構好きだったんだけど、今回で更に好きになってしまった。自由にひょいとあらわれていいとこ取りしていく男。ずっとそのままのお前でいてくれ。あといろんな一人旅の様子を描いた「エスティニアン・ヴァーリノ放浪記」みたいなスピンオフ短編小説集出てほしい。
後半(ヘリテージファウンド~)の話。
ヘリテージファウンド着いてしばらくの間は、天気の悪さにちょっと元気をなくしていた。わたし、フィールドの天気がずっと悪いのちょっと苦手なんだよね…。夏休み終わっちゃったー!!天気悪いし帰りたい!!ってしばらく言ってましたね。
後半に入って流れ変わったな~と思いつつ、あ~これは夏休み終わりで英雄しないとなやつかな…って思ってたんだけど、そこから先も一貫してウクラマトが主人公だったのが個人的にはすごく良かった。正直に言うと、わたし自身はあんまりスフェーンに思い入れを持てなくて(そもそもキャラクターとしてちょっと苦手なタイプなのもある)、だからエターナルクイーン戦のウクラマトのポジションを自機でやられてもあんまりピンと来なかっただろうなって思ってる。光の戦士自身がスフェーンにめっちゃ興味持ってる描写あんまなかった気がするので…いやわたし自身がそうなせいでそう感じただけかもしれんが…。でもウクラマトはずっと一貫してスフェーンのことも知りたいと言っていたから、だからああやってスフェーンをもう一度再現できたんだろうなって結構納得できるんだよね。ウクラマト・D・ラマチだと思って見てるからなおさら…。
そもそも、前半を満喫していたので後半雰囲気変わって楽しめるかな…ってちょっと不安だったんだけど、前半とはまた違う楽しさがあったなと思う。特にレギュレーターの話とか永久人の話、まぁ各々の死生観・倫理観によってめちゃめちゃ感じ方違うだろうな~~!!という感じがよかった。面白い。わたし自身も自分の感じ方から、死生観・倫理観を改めて自己分析出来た気がして面白かった。それでいて、「どっちが正しい」みたいなのはそんなに断言してなかったのがいいなと思う。NPC達もそれぞれで受け入れ具合が違うように感じられたのも結構好き。まぁ結局は戦うんだけどさ、なんというか…あくまでエゴとエゴの戦いだから良い。戦う理由なんて、結局各々のエゴを通すためでいいし、それを自覚していると尚良い。
それと、これはピンポイントな個人的体験になるんだけど、リビングメモリーという地に行った時、自機の称号が <<Living Memory>> だったの、なかなかに良い経験だった。この称号自体は黄金の前から付けている称号で、なぜなら漆黒かつ闇の戦士たちが好きだからなんですけど、まさかここで称号事故を起こすとは思って無くて面白かったな~。
リビングメモリーって地は、単語直訳で永遠人たちが「生きている記憶」なんだという感じでついた名前なのかなと勝手に思っているんだけど、称号自体は『影の英雄譚』という漆黒Exロールクエストをやると貰えるアチーブメントの報酬なんですよ。アチーブメント名は『英雄譚の語り部』。だからこう、あそこにいた人々のことも、記憶しておくから、シャットダウン=死ではなく、生きている場所があそこからこちらの記憶の中になっただけ…みたいな…なんかそういう感じで好みだったんだよねぇ…。
リビングメモリーにいた人の中でも、オーティスくんがだいぶ好きだった。あとフレンドと話してたんだけど、オーティス、かなりONE PIECEに出てきそうという感情もある(だからこそ好きなのかもしれん)。シャットダウン前に話しかけると出てくるセリフが特に好きなんだけど、あそこめちゃめちゃ尾田栄一郎先生の絵で想像出来るんだよな。特にこれ↓
「アレクサンドリア王国騎士団長、オーティス・ヴェロナ!
実に波乱万丈な人生だったが、その結末は晴れやかなり!」
ドン!!!!!!ってなってるでしょこれ。めちゃめちゃ好き。
で、リビングメモリーへの感想は本当に死生観出そうなので面白いな~と思う。わたしとしては…どうだろうな…。永久人たちを光の戦士たち同様に「生きている人間」として見られるかというと正直なところ否ではある。なんというか、今回は会って会話が出来た訳だけど、基本的にはあそこで生きる人々って「生きている人間」と一緒に過ごしたりは出来て無いわけじゃない?多分。そうなってくると「生きている人間」からしたら「自らの記憶の中で生きている亡くなってしまったその人」と何ら変わらないように感じる…ような気がする…かも。そのうえその「生きている人間」たちからは忘れられちゃう訳だからなぁ。なんかそういうのがあって、シャットダウンにはあんまり躊躇いがなかったな。でもここでも光の戦士だけにシャットダウンの責任を負わせなかったので結構好き。
わたしは多分、「生きている人間」を基準に考えちゃうんだろうなぁ。レギュレーターのシステムにもまぁまぁ忌避感があるんだけど、いずれ自分も永久人になったときに会えるだろうからそれまでの間忘れられててもいいとは思えなくて、もう二度と会えないけど誰かの記憶の片隅にでも覚えていてもらえたらいいな、って思ってしまう。人はいつ死ぬと思う?人に忘れられた時さ。
うーん哲学。後半はこうやっていろいろ自分の価値観を自己分析出来たのが面白かったな~。今もまだ結構考えてる。
あーあとちょっと話題になってた感じがするんだけど、ウクラマトがゾラージャ兄さんとグルージャにかけた「青い鱗のフビゴ族」のセリフ。あれはわたしもちょっと解釈に悩んだな。ウクラマトって「血は繋がってなくても家族になれる」とは言ってるけど「血が繋がってたって家族ではない」とは言ってないから血の繋がりも家族である理由のひとつだと思ってるのかなーというのを前提として、「父親から何一つ受け継ぐ事ができなかった」「自分は奇跡の子なんかじゃなかった」「父親に選ばれなかったのに父親なんて務まるはずがない」と嘆くゾラージャ兄さんに対してグルージャッジャともグルージャとも「家族になれなかった」と嘆いていると解釈をして、「どう見たって血がつながっている=家族じゃないか!」と言いたかったのかなと…。でもこれってゾラージャからしたら今更言われても励ましにも何にもならないよね。わたしは、直前にグルージャに言ったこのセリフがゾラージャの根幹なのかもと思っててさぁ。
「俺はお前を、どうとも呼ばない……。
どうあれとも、願わない……。」
今更「血の繋がり」だけあってもそんなのじゃ足りない訳。なんならその血の繋がりがゾラージャを苦しめたとも言えるとおもう。なのにあのタイミングでウクラマトから出てくる言葉は「血の繋がり」なの、あまりにも最期まで知れなかった構図だよねぇ。ウクラマトはさいごのさいごまでゾラージャのこと知れなかったんだな…なんて哀れな男……。と、いう、結局のすれ違いまで込みで解釈するとだいぶ好きかもしれん!になった。この解釈であっているのか、そもそもそこまで考えられてのセリフなのかはごめんちょっとわかんない。この解釈をして良いのであればあのセリフがベストだなって思うんだけど、なんかもう少しわかりやすいセリフでもよかったのでは?と言われたらそれはそうと思う。
ストーリーについてあらかた書き散らかしたところで6000字を超えた。あとはストーリー以外のところについても書いておく!!
まずあえて今まで書かずに来たんだけど、音楽!!!今回の音楽めちゃめちゃ好き!!!!!BGMが全部良い!!!BGMだけでいうと今までのパッチで一番だとおもう!!!!!!新しい曲流れるたびに「曲がいい!!!!!」って言い続けていました。ヘリテージファウンドとかも「天気が悪いよぉ~…」と言いながらも「でも曲かっこいいな…許します」って言ってた。素早い手のひら返し。特に97IDの曲とトライヨラの曲とエターナルクイーン戦の曲が好き~~!!あとアルカディアも全層曲がいいね。サントラ発売が楽しみすぎます。
あと、これはちょっと残念だったなーと思うところなんだけど、コンテンツサポーターの選択肢が少ないなって…。その時同行しているNPCがから選出されてるからストーリーの流れ上は仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、今までは大体4人~6人から選べたのに、今回は3人か4人からしか選べなくて…。キャラごとのID内での反応とか動きの差とかを楽しみにしてたからちょっと寂しいなぁ…。これはいわゆるゲスパーなんだけど、そのあたりそもそものストーリー上の同行者を絞ることでコストカットされちゃったのかなーと勝手に思ったり思わなかったりしちゃった。もちろんこれは悪い方に考えた憶測でしかないので真に受けないでください!まぁそのぶん討滅ふたつともコンサポ出来たのはコンサポ好きとしては楽しかったよ!フェイスレベリングでみんながバカンス仕様になるのも良すぎるからフェイスレベリング頑張らないとな~!
とりあえずこんな感じかな!?思いついたことは大体書いた…ような気はする…!
ま、いろいろ書いたけど、結局のなんやかんや楽しかったなーというのが感想になりますね。まだまだロールクエやワチュメキメキも残ってたりするし、各ジョブのレベリングとかもしたーい!まだまだ楽しんで行きたい所存です。
なんかいい感じの締め、思いつかないや。でもまぁ、やっぱなんだかんだでFF14たのしいですね。
ではメインが終わって一段落、一旦平和になったということで、再びの夏休み、突入!!!!!
