1年に1度〜2度くらいのペースで、何週間もせきが止まらなくなり、呼吸や会話が不自由になる期間があります。軽いもので2週間、重いと5~6週間は続きます。
正直、なってしまったらそれまで…なのですが、やっぱり辛いものは辛い。そうなると、その辛みをどこかに吐き出して、気持ちを落ち着かせたい。
ということで、ここに書き留めておくことにします。ぜんそくと無縁の方は、そうなんだ~程度に見てもらえれば。
咳ぜんそくのつらみ
突然発症する
自分の場合、いつも何不自由なく生活してるのに、忘れた頃に "突然" せきがひどくなり、あれよあれよと長引いてしまうパターンが多いです。
前触れなくやってくるのが厄介。夏でも冬でもお構い無し。
花粉症みたいに、時期がわかっていて、準備できるなら良いものの、きっかけが本当に分からないので、対処のしようがないんですよね…。(ちなみに花粉症には強く、自分はほぼ発症しない)
せき以外の不調の併発
咳ぜんそくにかかると、 "基本的には" 症状はせきの発作のみ。
こう書くと、大したことなく思われがちですが、長引くと身体に大きな負担がかかるのは、想像に難くないはず。
そうなると、体力を消耗し、体温が上がって発熱したり、頭痛を併せて発症したりします。この状態になると、稼働率がぐっと落ちるので、よりキツイ。
会話がしにくい
ぜんそくを発症している間は、呼吸もしづらく、発話がせきを悪化させるトリガーになり得るので、どうしても会話は抑えめになりがちです。
一人暮らしなので、普段の生活では喋らなくてもあまり困らないといえば困りませんが…
問題は仕事。日常的に必要なコミュニケーションがしにくくなることで、仕事の能率に思いっきり影響が出ます。
周りの目
これは仕方ない部分があるけど、マスク越しでもゴホゴホしてると、周囲の目が気になるもの。
ぜんそくはウイルス性ではないので、移ったりする心配はあまりないですが、当然周りはそんなこと知る由もないので、やむを得ず出歩く際は、申し訳ない気持ちでいっぱい。
電車など、混雑する環境では、配慮してせきを我慢したりもします。でも、苦しくなって、より強くせきの発作が起こることも…。
特に過去数年のコロナ禍は、せきをするのも憚られ、なんとも過ごしにくかったものです。。。
薬の処方ミス
自分は、普段からぜんそくを持っているわけではありません。そのため、内科で診てもらうと、対ぜんそく用ではなく、対細菌(ウイルス)用の薬を出してもらうことがあります。特に初診。
ぜんそくだよなぁ…と思いつつ、大抵は『医師がそう言うんだから、そうかも知れない』と思い、1週間分の薬を飲み切ります。でも、ぜんそくの場合、症状はずっと変わらず、むしろひどくなっていることのほうが多いです。
1週間後にそう伝えると、ぜんそく用の処方に切り替わることが多いですが、この1週間のロスが何よりきつく感じます。はじめから適切な処方だったら、1週間早くこの辛さから抜け出せるのに…と思うこともしばしば。
でもこれ、数年前まで自分のかかりつけ医が決まっておらず、頼れる医師を探していた、という事情も含んでのことです。ウイルスを最初に疑うという選択は、悪化した時のリスクを考えると正しいし、一概に医師を責めたりもできません。
今は、自分の健康状態を良く知る、信頼できる医師のおかげで、迅速にぜんそくに対処できるようになってきています。
おわり
発作が起きない、普段の状態を噛みしめて生活していきたいものです😌