まさか、3ヶ月の間にベビーバスを2回も買い替えることになるとは思っていなかった。
子どもが産まれる前に買ったのは、リッチェルの「ふかふかベビーバス」という商品で、簡単に言えば空気を入れて膨らませるプールのベビーバス版のようなもの。これはなかなかいい調子で、最初の沐浴から活躍していた。
ただどうも、どこかわからないところから少しずつ空気が抜けるようで翌日にはやや座る部分がヘタっており、毎日空気を入れなくてはいれないとパンパンにならないのがネックではあった。1ヶ月半近く使ったある頃、沐浴している最中にほぼ空気が抜けきってしまい、子どものおしりが冷たい浴室の床についていた。ちょっとであればいいのだが、つく時間が長くなると子どもがややグズるようになりこれは買い替えたほうが良いかもねという話になった。
2代目ベビーバスとして購入したのはアカチャンホンポの「すべり落ち股ガード付き シンクでも使える ベビーバス」というものだったのだが、これがまあ大変だった。このベビーバスに入れた瞬間に、痛いときなど生命の危機を知らせる系の泣き方でわたしたちは大慌て。子どもはしゃべらないので理由は正確にはわからないが、おそらくプラスチックでできているこのベビーバスは冬場に使うには冷たすぎたのだと思う。さすがにお風呂に入れるたびに子どもに生命の危機を感じてもらっては困るので対策を考えつつ、別の商品を検討した。
3代目ベビーバスとして購入したのは再度リッチェルの「ひんやりしないおふろマットR」。見た目というか材質的にほぼ発泡スチロールで、手先が器用な人なら大きい発泡スチロールから削り出せるのでは?と思わなくもないが、その代わりにAmazonで買うと2000円ちょっとなので文句は言えない。
おそらく冷たさから泣いているのだろうという推測はおそらく当たっていたようで、商品名に「ひんやりしない」と付いたそのマットは子どもを泣かせることなく、われわれに再び落ち着いた沐浴の時間を与えてくれている。ただ、名前の通りマットでしかないため、湯を溜めるという機能がほぼないのでこのタイミングで恐る恐る湯船に一緒に入るようになった。
こうして買い替えるのはコスト面も困ったものだが、使わなくなったベビーバスの置き場にも困っている。初代は空気を抜けば捨てやすく良かったが、2代目はデカいし捨てにくいしで家の奥に置かれているがいつかは捨てないといけないだろう。