この投稿は Timee Advent Calendar 2023 (シリーズ2)18日目の記事です。
2023年11月から株式会社タイミーでフロントエンドエンジニアとして働きはじめました。 今年を振り返りつつ来年のやりたいことを書いていきます。
直近の振り返り
直近は主に2つの仕事をしていました。
新機能のPoC
フロントエンド利用技術のバージョンアップ
仕事を通してフロントエンド関連の色んな技術を学ぶことができたり、 お客さんからのフィードバックをもとにUIを改善していく経験を積むことができました。
また知り合いの繋がりから副業としてReact Nativeでのアプリ開発もお手伝いすることになり、 そこもエンジニアとして学びが多くありました。
タイミーに入社した理由
転職を考え始めた背景には「お客さんの課題解決にエンジニアとしてこだわっていきたい」という気持ちがありました。
これまではエンジニアの役割として「どう作るのかに責任を持つ」「ちゃんと作りきる」ところを担い、フロントエンドの設計から実装・運用に取り組んできました。
一方で自分の仕事のやりがいは作ったものが利用されて誰かの役に立つことにあり、
「リリース後に本当に価値提供(課題解決)できたのだろうか」
「価値提供のために何をするべきか、どこから始めたほうがよいか」
といったことをチームで考えながら仮説検証と開発を繰り返していく経験を積んでいけたらと考えるようになりました。
そのうえでタイミーに入社を決めた主な理由は2つあります。
新しい仕組みで働く現場の課題解決に取り組んでいること
タイミーはスキマバイトサービスで世の中に新しい「『はたらく』のインフラ」をつくろうとしています。
ワーカーさま・事業者さまへの価値提供をしていくと同時に、新しい働き方や人材マネジメント(オペレーション)を推進しているともいえます。
(引用: 採用サイトより)
自分たちが理想とする働き方をより浸透させていくために事業者さんのオペレーションに思いを馳せながら、 それをどう変化させていけるかチームで仮説検証していける機会がたくさんあるんじゃないかとワクワクしました。
バリューストリームを軸にしていること
タイミーの開発組織は価値提供までの継続的な流れ(バリューストリーム)を軸にチームが組成されます。
(引用: 採用サイトより)
企画やリリース後の検証・改善の各フェーズにチームメンバーとして携われることで 「どう価値提供するか」について深く考えながら開発していけると感じました。
また、エンジニアとしても他のエンジニアメンバーと協業することでフロントエンド以外の領域も広げていけたらと考えました。
入社後の振り返り
入社してからはオンボーディングとして色んな説明やフォローを受けつつ 事業者さま向け管理画面の改善をすすめてきました。
オンボーディングのドキュメントが洗練されていたのと、メンターの手厚いフォローにより 小さめの改善をリリースするまでスムーズに進めることができました。
メンターの方をはじめチームメンバーに感謝しています。 (自分も新メンバーを迎えるときには全力でフォローしていきます。)
また、管理画面のリポジトリでは色んな静的解析・VRTなどがCIに組み込まれていたりVercelへのデプロイが仕組み化されていたところにも バリューの「バトンツナギ」が体現されているなと感じました。
この時期一番印象に残っていることは、自分もワーカーとして飲食店で働いたときに 「今日はタイミーさんがいてくれて助かった」とおっしゃってもらえたことでした。
これから自分も引き続きプロダクト開発を通して色々なところでの人手不足の改善に貢献していこうとモチベーションが高まりました。
来年やりたいこと
来年は「価値提供にこだわってチームで仮説検証しながら開発していく」ことをやっていきたいです。
新機能の開発・既存機能の改善どちらでも最初に解決したい課題・達成したいことがあるはずです。
実装したものがリリースされてちゃんと利用されているのか、期待した効果が出ているのか振り返り次につなげていくところまでやりきっていきたいです。
キャリア的なことでいうと、私は「〇〇になるんだ」という明確な目標がとくにないです。
フロントエンドを軸にしつつ深掘りするのか他の領域に広げていくのか職種を変える(例えばマネジメント領域に踏むこむなど)のか決まっていません。
ただ、タイミーにはどの方向にも突き抜けていける機会がありそうで楽しみです。
しっかりフロントエンドエンジニアとして成果を出していくことで信頼を得ながら、カバー範囲を広げていければ(そんな機会を得られたら)と考えています。
来年はそのために事業者さま向け管理画面をしっかりアップデートしていくのですが
機能開発と改善を両立させるような動き方・仕組みをつくる
色んなツールのアップデートを高速に進められる仕組みを整えていく
といったことを意識して、より高速にBMLループがまわるようなところを目指していきたいです。