3ヶ月前に、とあるエステサロンに大金を注ぎ込み、がちでダイエットを始めたという話を書きました。 https://note.com/35213/n/ndb53f6e6d855
昨日も施術にいった。いつも何時まで帰りたいとかありますか?と聞かれるのでいつも通りないですと答えたら、まずは採寸、そして、今日はカスタマイズプランでやりますね〜といわれ、お、ラッキーと思ったら、隣から例のマシーンを私に売ったお姉さんの声が聞こえてきた。ここまでで既視感のある違和感が3つあったけど、これに気付くのはそこから一時間後だった(あほう)そして、とにかく全部が長い。長い。マッサージとか脂肪分解とか気持ちいいけど、そして始まったセールストーク。お次はこのプログラムが終わったあとのカスタマイズプラン。今だけのキャンペーン。まあ、この業界ってそういうことですよね。どんどん沼というか、ジェンガというか。エンドレス。さすがに疲れた私は、いいリアクションをするエネルギーもなかったので、「そうなんですね〜」としか答えられず、いつもは好きなお姉さんにGW何したかを聞かれて、あーいつも通り寝て起きてドラマ見てました(本当は岐阜に行ったりしていた)と話が展開していくのを、はい、シャットダウン。私は時々シャットダウンモードを使うらしい。そんなやめてくれモードでも多少面白いことはあり、隣から聞こえてくる会話が好きで、昨日は「恋人が自分の酵素ドリンク飲んじゃうんですよー」という話から、「恋人」が気になってしまった。彼氏でもなくパートナーでもなく同居人でもなく「恋人」。私の友人はなぜか「パートナー」という人が多い、修飾語のように「自分のパートナーの◯◯が〜」という人もいる。この使い分けはどこから生まれるものなのでしょうか。私に◯◯ができたら私はなんと呼ぶのだろうか。
終わると、開始してから3時間が経過していて、例のセールスお姉さんが待っていた。途中から気づいていたけど、このお姉さんが私の前のお客さんの営業が長くなっていたから、時間稼ぎのために施術が長くなっていたのだということを。そのときの私には、もう話す気力も考える気力もなく、このままだと嫌な記憶しか残らない。嫌いにはなりたくない。「ここまで伸びると思ってなくて買い物しないといけなくて・・・」と苦しみまぎれの嘘をつき、帰った。嘘をつくのは嫌いだけど、それを嫌いになるのはもっと嫌だから、嘘をつくことを許すことって悪いことなんでしょうか。