初恋は死なない|5月19日

ゆか
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不死身ラヴァーズという映画を見てきました。(ねたばれあるよ)

とっても簡単にあらすじると、主人公である長谷部りの(見上愛ちゃん)が甲野じゅん(青木寛太)に初恋をし、何度も何度も好きになり、告白をするという話。だけど、「何度も」恋をしていた甲野じゅんは甲野じゅんではなく、別の人で、りのは恋=甲野じゅんで、恋に恋をしていたということで、最終的に本物の甲野じゅんと再会するんだけど、彼は寝るとすべて忘れてしまう記憶障害を持っており、それでも毎日告白をし続けて、最後はハッピーエンドになる。そのりのの横にはずっと田中(青木柚くん)がいて、りののことが好きでありながらも恋を応援していた、切ない。

最近、恋の好き、はあまり関心がなくって、愛ばっかり見ていた。大人になるとそうなりませんか。ずっと続くもの=愛だと。私だけかもしれないが。恋に恋するのってださいな〜とか愛がなんだとか勝手にふるえてろとかまさにそうで、スイッチが入って好きになると盲目になって、何が何でも好きで、自分も失っちゃって、でも相手は彼である必要はないみたいな。当時、といっても8年前くらいにその映画を見たときはもう痛い痛い。これは私を見てるのではないか???!ださいぞ!!!となった。そういうのって忘れたくなっちゃう。忘れてくれ。一方、最近は花束みたいな恋をしたやちょっと思い出しただけのように、未来からそのださい当時を振り返りつつも、主人公は大人になっているので、冷静に見つめている、みたいな映画の方が多い気がした。というなかで、ピチピチな恋を久々に目の当たりにしたし、不死身ラヴァーズは愛がなんだや勝手にふるえてろと違って、ちゃんと実るし、あまり痛くはない。

話の感想はそんなところで、俳優陣がとても好きでした。見上愛ちゃんの洋服可愛い。片思いが似合う。(Reベンジでも片思いしてる)青木寛太くん、正欲と違って、可愛い青年だった。青木柚くん、完全に友だちに見える中、時々の一言が切ないよ〜〜〜。前田あっちゃんのこちら側に近い大人目線も、話が一辺倒にならず、良かった。

下記いくつか記事を読んでいると、松居大悟さんはくれなずめやちょっと思い出しただけなど、ださいところを出すのが上手。まあ、つまり恋愛はださいものなのだが、ださくなりたくないが勝っちゃって、恋できなくなっちゃうんですよね。初恋は死なないというのは、私が小学校5年〜中学校3年くらいまで約5年間(+α)好きだった彼が、今でも夢にでてくるんですよ。その後もっと好きになった人もいたし、今は好きじゃない(億が一告白されても付き合わん)し、なのになんで??と思っていたが、その答えがこの映画でうっすら見つけられた?かも?恋=初恋=彼になってるのかもしれないですね。