コナン映画の緋色の弾丸の話

どこかの猫
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公開:2023/12/6

この記事はなぜ私が名探偵コナン「緋色の弾丸」をあまり好みじゃないのかについてひたすら語ってるだけの記事なので大好きな人は読まない事をおすすめします。あと本編を観てない人もご注意です。ほぼ気に入らねぇ!!!なんでやねん!!って言ってるだけです。

やまだがなんで「緋色の弾丸」に良くない感情持ってるのか読みたいと言われたので書きました。注意はしたので自己責任でよろしくお願いします。

では本題。

何故「緋色の弾丸」が好きじゃないのか。そもそもアクションなり、ミステリーなりで、色々ツッコミ所があるコナン映画ですが、「緋色の弾丸」はツッコミ所が多すぎて流石にコナンでもそうはならんやろってトリックが多すぎて最後まで映画に入り込めない。

軽いあらすじとテーマを言うとオリンピックの時期だったのでオリンピックと赤井一家をメインに据えた映画で、以下引用↓

FBI捜査官の赤井秀一をはじめとする赤井一家が集結。世界最大のスポーツの祭典「WSG-ワールド・スポーツ・ゲームス-」の開催を控える東京で、名だたる大会スポンサーたちが誘拐される事件が発生し、名古屋から東京へ向かう「真空超電導リニア」を巻き込んだ大事件へと発展していく。その裏には事件を監視する秀一の姿、そして彼からの指令を待つFBIの姿があった。

って言う映画なんですよね。

そして、私が1番嫌だった部分は、脚本か監督かどっちか分からないんですが妙に灰原を贔屓しまくっていて、公式最大最高カップリングの新一と蘭を差し置いてやたらとコナンと灰原のコンビを押しまくる。コナンがすぐ灰原を頼る。蘭より灰原がピンチになる。

この映画のヒロイン灰原かよ。

これは「黒鉄の魚影」も灰原メインやんけ何かちがうの?と思われるかもしれないんですが「黒鉄の魚影」はそもそも黒の組織メインでしかも本当に灰原が攫われてピンチ!が主軸だから全然違うんですよ。何より「黒鉄の魚影」は灰原がメイン級を張りつつも、ちゃんと蘭が最強(最も可愛くて最も強いの略)ヒロインで居て、灰原はコナン(新一)に想いを寄せつつも、同じくらい蘭ちゃんに憧れと尊敬があって、そんな蘭と新一が大好きだからこの想いを心に秘めてるって言う最高の構図を!!!!映画内で綺麗に完結してるんですよ!!!!(限界オタク)

コ哀論争やめろ!!!作者だって新一と蘭滅茶苦茶可愛がってるんやぞ!!!30周年原画展の色紙だって幼稚園の新一と蘭撫でてる自画像やぞ!!!!可愛すぎんか!!??!

https://natalie.mu/eiga/news/503392

話を元に戻します。

それに比べて「緋色の弾丸」は名前に緋色ってあるので赤井さんとその家族がメインみたいな売出しして置きながら一家が同じ場所に集まらないし、前半めちゃヒロイン枠か?って位に灰原押ししまくってるのみるとチャウネン…。ってなるんですよ。こちとら赤井さんメインの映画ってこれが初めてだから、コナンと赤井さんの絡みを楽しみに映画観てるんすよ。安室さんよりよっぽど昔から出てるのに映画でメイン級に据えて貰ったの初なんですよこの男。しかもコロナ流行期だから1年公開伸ばされたんですよ。かわいそう。

ちなみに一応、赤井さんの母親と灰原の母親が姉妹なので赤井=灰原には血縁関係があり、なんも関係無しでは無いので、赤井メイン映画で無駄に灰原を贔屓してるわけじゃないのだ。

なのに前半の起承であまり赤井一家はポツポツとしか出て来なくて、後半ワーッと出てくるんですけど一家集結かと思ったらなんか集結せず赤井さん&弟、真澄&母親で別行動で、でもなんか力合わせて問題解決したぜみたいな顔してるんですよね。(そもそも赤井と母親が原作で面会してないので映画で顔合わせられない)(母親もアポトキシンで縮んでいるが、赤井には伝えられてない)(けど赤井はなんとなく察している)

そしてミステリーのきっかけである犯人の動機の事件が冒頭であるんですけど、駅で射殺事件起きて乗客も駅自体も結構パニックになってるのにモノレールは何事もなく出発するんです。(運転手居らんのか??AIなんか?叫び声聞こえんのか?)

そしてコナンが参加するパーティで誘拐事件起きるけど、そんな短時間で意識ない人間運べんやろとか、元太の嗅覚が謎に警察犬並に良かったり(原作でそんな描写は一度もない)。少年探偵団と園子の扱い雑だったり。(園子は全部の映画出演してる)(少年探偵団もほぼ出る決まりなのかな?ってくらい出てくるのでやっぱ動かしにくい所はありそう)

でも、事件に対する意識でコナンは犯人だろうと絶対に死なせない、自殺させない、これ以上被害出さない。(ただし建物は容赦無く壊す)なコナンに対して、

赤井さんはFBIでアメリカ的思考なので、これ以上犯人が被害を増やさない為、殺す事も選択肢の内。な対比は、コナンの信念がより光るので良かったです。

コナンって勧善懲悪なんですよ。どんなに恨みがあっても人は殺してはいけない。謎を暴いた結果、犯人が人殺した償いとして自殺するのを止められなかったら、それは自分が殺したも同然だ。とか言ったり。その信念がブレてなかったは良かったです。

(でも走行中のリニアに乗った犯人を線路から正面狙撃って何)(これは青山先生が赤井お気に入り最強設定の赤井秀一なので仕方ない)(仕方なくない)(なに言ってるか分からないと思うんですが私も分からない)

最終的には犯人を殺させずコナンが罪を認めさせるんですけど、コナン及び犯人や乗客が乗るリニアは暴走したまま止まらずブレーキも壊れて、なんとかいつものボール射出ベルトでどうにか軌道そらしてリニアとスタジアムの正面衝突は回避はするんですけど、その事故がいつもの爆発並に大事故。

リニアの最先端に居たコナンくん流石にこれ死ぬだろ。死んでなかったとしても骨折れて血塗れだろこれって思ってたら少しだけ汚れただけのコナンがピンピンして出てくる。

なんで生きてんだコイツ不死身かよ。

流石にあんだけ爆発させるならもう少し怪我の描写くらいしたってええやろ…どうにかならなかったんですかねぇ…。って多分見た人みんな思う。いやまあコナンのアクションはそんなもんだけどさ……。

その後の共犯者捕まえるシーンもFBIがメインなので日本警察あんま出てこないんですけど、そもそもお前ら無断捜査だよね…だから安室さんがブチ切れてFBIをやたらと煽るんだよそう言う所だよお前ら…ってなる。(FBIのメンバー嫌いじゃいしむしろ好きです安心して下さい)(ジョディ先生もキャメルもほのぼのして好き)

「緋色の弾丸」はあらすじの時点であんまだな…って思ってて、1つ前の「紺青の拳」を朝イチで映画館で見たにもかかわらず萎えてお家に帰った私はこの「緋色の弾丸」を映画館で観ず、「ハロウィンの花嫁」も期待せず…でも2次創作で見た安室さんの首輪爆弾は面白いから映画館で観るか…と、観に行ったら脚本とキャラの扱い上手良過ぎてド刺さり、原作無料開放のタイミングで全話読み…映画館に通い……そして今年映画の「黒鉄の魚影」も最高で…8回程行き…。そして出来上がったのが立派なコナンオタクです。

そしてここでやっと「緋色の弾丸」をアマプラで観て、

なんやこれ。

となって「紺青の拳」と同じようにシナシナ顔になったのでした。

そして「緋色の弾丸」と次回の「100万ドルの五稜郭」の監督が一緒らしいので公開まで震えてる。

ドハマりしたきっかけの「ハロウィンの花嫁」と「100万ドルの五稜郭」の脚本の人が一緒なので、期待出来るか…?と思いつつ、でも「紺青の拳」も書いた人なんだよなあ…って……。(渋い顔)

予告で既に平次がステンドグラスをバイクでぶち割ってるので今回の被害総額どのくらいかな!?ってワクワクはしています。

五稜郭、爆発しなきゃ良いね。

予告で出てきたり冒頭で出たデカイ建物は爆発する運命だからね。

なんか言いたい事ごちゃごちゃになったけどそんな感じ。