テレマークスキー入門記録 4

ymmooot
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6日目 / 2024年2月17日 (白山セイモアスキー場)

暖冬。平日の気温上昇と大雨で練習していたゲレンデが雪不足で閉鎖。石川県まで行くことに。

練習内容:

  • ロングターン

  • 急制動

  • 非圧雪のやや急斜面でテレマークターン

とにかくロングターン。とにかく骨盤が後傾にならないように意識をしたが、結局重心が遅れると上体が起こされ、後傾になってしまう。ターンマックスでニュートラルになる抜重時に上へ伸び上がってから強く踏み込む練習をしたところ感触が良かった。また、ビンディングのスプリングが硬すぎるのではないかという友人の提案で、ややバネを緩めたところ、スムーズに足を踏み出してテレマークポジションを取れる感覚があった。

また、この日から雪面を脚の筋肉で抑えつけることで安定させる感覚があった。まだリラックスしてテレマークポジションを取り続けることはできず、この感覚に頼っていたらすごい筋肉が疲れてしまった。友人はちゃんと体を使えてる証拠なので悪いことではないと言っていた。BCAAとプロテインドリンクを飲んでから寝た。

7日目 / 2024年2月18日 (白山セイモアスキー場)

今日が合宿の最終日。2月だと言うのになぜか気温が20度を超えてめちゃくちゃ暑かった。あとスピードに乗りすぎて制御を失ったボーダーにまた衝突された。友人もガッツリ衝突されてた。危ない。スキー場での事故は基本的に上方から滑ってきた方に責任があるらしい。

練習内容:

  • ロングターン

  • 腰の捻りの復習

  • 非圧雪斜面を降りる

この日は最終日とあって、友人が教材ビデオを残すために、今までの練習内容をやってみせてくれた。これを見て関東に戻っても練習するようにと、解説まで付けてくれた。昼休憩と夕方の駐車場への下りは、林道の圧雪されたコースではなく、ショートカットできる非圧雪の急斜面で下山の練習をした。2回目となる午後の下りではほぼ恐怖心もなく、テレマークポジションにこだわらなければこけずに降りることできた。いつの間にか横滑りで真下に降りたり、後ろに進んだりも難なくできるようになっていた。(雪質がシャバシャバでやりやすかったのもある。)

7回程度の練習ではまだまだ本当に下手くそだが、プルークを獲得するのに必死だった初日を思い返せば、個人練習ができるくらいには成長したと思う。

今の所の自分の分かりやすい課題は以下。

  • 重心が遅れがち

    • 骨盤が後傾になり、バランスを保てなくなる。

    • バネに押し返されたり、ターンマックスでのニュートラルでびびって発症しがち。

  • 抜重のタイミングが早すぎる

    • ターン時に谷周りで山側の足の荷重が抜け切ってしまい、切り替え時に外足のエッジに頼りすぎてしまう。そうすると内足が揃わずにハの時になりがち。

    • 適切な荷重と抜重のタイミングを身につけ、スムーズに足を入れ替えて板を揃えたままターンができるようになりたい。アルペンからテレマークに移行する人は、元からパラレルターンができるからターンで板がハの字になることはないのかな。

  • 捻りの不足

    • 足を出した分だけ連動して腰を捻り、上体がフォールラインに向くようにキープしたい。これができないと板の先端方向に荷重が偏り、荷重コントロールができなくなる。

    • 腰の捻りが足りないと内足に乗り切れないため、これも外足のエッジに頼ってしまう原因だと思う。

  • 斜度に合わせて重心を保てない

    • 止まる時に、山側に膝を入れ下半身を山側に倒しエッジを効かせつつ、頭は谷側に残し、バランスを取るのが難しい。

    • 斜度があるとこれができずに、体ごと山側に倒れてしまいがち。

だいぶ滑れるようになったなと思っても、撮ってもらった動画を見るとまともなテレマークターンができてるのは数回しかない。基礎練習を繰り返して、より良い感覚を身につけたい。あとはストックワークも練習しないといけない。ストックワークをちゃんとやると、腕の動きに腰がついてきて自然と良い腰の捻りができ、良い姿勢を取れるような気がする。


合宿はこれで終了。練習後に二人で風呂に入り、飯を食ってから買い出しに行って、道の駅に停めた車で酒を飲み、車中泊してまた練習という、大人の部活みたいな楽しい合宿だった。毎週下手くそ相手に丁寧に指導をしてくれた友人には本当に感謝。

来週からは自主練。頑張ろう。

@ymmooot
趣味の記録