源流釣りを始めた

ymmooot
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テレマークスキーに入門した際に友人に山仲間を紹介してもらい、その方が夏の間は源流釣りに行くとのことで自分も入門することにした。

塩焼きにするために串に刺したイワナ

道具の準備

竿

以上が竿にまつわる道具。ロッドとリールだけで結構なお値段。フライも店で買うと1個300円とかするので、今後は自分でタイイングするか、メルカリなどでお安く買うのが良さそう。

細かい道具

  • フライボックス

  • クリッパー

  • フロータント

  • Foxfire Multi Clip DRY-SHAKE Holder

    • パウダータイプのフロータントを引っ掛けられるようにするホルダー

  • フォーセップ

この辺もないと困るので一通り購入。

上半身はTシャツとかで、下半身だけ沢装備としている。

その他

  • 熊スプレー

渓流釣り、源流釣りは他グループが近くにいない、沢の音で他の音が聞こえにくい、釣るために立ち止まるなどの理由から熊との遭遇の可能性が高いため、スプレーを買った。

初めての釣り

岩手県と秋田県の県境付近にある源流域に行った。入渓から2時間ほどの地点でテントを張ってから釣りに出かけた。

フライフィッシングはフライという擬似餌を使うが、これには重さがほとんどないため、ライン自身の重さと慣性を利用して遠くに投げる。これが結構難しく、ループをしっかり整えないと狙った位置まで届かない。

自分は先輩に手ほどきを受け、何とかイワナが2匹釣れた。先輩は10匹釣っていた。多分自分がいなければ倍は釣れるんだろうな、という感覚だった。魚を釣り上げること自体の難しさよりも、長い竿と細いライン、そしてその先に針がついているという普段扱わない道具を持って移動しながら釣ることが難しかった。ティペットが絡まってしまい悪戦苦闘する時間とかめちゃくちゃあった。

面白さとしては、魚の習性を理解し、川の流れを読み、狙ったところに投げ、狙い通りに擬似餌を流し、それに魚が食いつくかどうか、というゲーム性だと思う。川を歩いて登っていくのも地球を感じられて興奮した。そして何より、釣った魚を料理して山の中で仲間とお酒を飲みながら焚き火を囲むのが良すぎる。そしてイワナはめちゃくちゃウマい。

もっと上手くなったらもっと楽しいんだろうな〜となっている。なるべくたくさん行って上手になりたい。

追記 二回目の釣り

前回の翌週も源流釣りに行った。今回は八幡平エリアで、縦走と藪漕ぎで目当ての沢の源頭を探し、そこからひたすら沢を降りて目的地へ向かった。

初めは川と呼ぶには心許ない細い水の流れを藪の中で追いかけていたが、徐々に水流と川幅が増していき、途中から滑滝を歩くシーンもあった。水の力強さと流れの爽快感、ところどころにある窪みの中の水の青さに感動した。

滑滝を歩く

今回は2泊3日だったので中日は丸っと釣りの日で、仲間内で沢割りをして、一人で釣りを楽しむ時間も作れた。初めて一人での釣りだったが、マイペースに自分が思うようにやるのが楽しかった。この日は6匹釣れた。先輩方が無限に釣ったので、必要な分だけ選別して残ったイワナ達はリリースした。

2週続けて行った東北は山を降りた後の道の景色とかも穏やかでとても良かった。今度は普通の登山やバックカントリーでも来てみたい。

@ymmooot
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