見積もりをしない

ymmt1089
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見積もりをする

→何を獲得するのか、何を失うのか問い続ける。何もえるものがなければ見積もりはいらない。

  • 獲得するもの

    • 意思決定を行うために見積もりする

    • 見積もる=ブラックボックスを見える化すること

    • 信頼の積み上げ

  • 失うもの

    • 見積もりに充てた時間

    • 信頼

なぜ信頼を失うのか

  • 各レイヤーで見ている視点が違う

    • エンジニア

      • ストーリーポイントで見積もる場合のポイントを知りたい

    • PM

      • ロードマップ作りたいので工数を知りたい

    • 経営層

      • 企画に対するコスト計算がしたいので金額が知りたい

3つの見積もり領域

  • ストーリーポイント見積もり

    • 相対比較

    • 規模(作業量)を見積もる

    • 個人の経験値の単位ではなく、チームとしての経験値の単位で見積もる

  • 時間見積もり

    • 時間でも積もる

    • チーム単位ではなく個が中心の考え

    • 細分化したタスクの積み上げ

  • No-Estimates

    • 「タスクに見積もりをつける」のではなく「見積もりにタスクを切る粒度を合わせる」

    • →理解しにくい。成熟したエンジニアがスケジュールや見積もりに合わせてタスクの粒度を切って、メンバーのアサインをして平均化していくようなイメージ?

見積もりがいらない状態

見積もりの考え方はチームのフェーズに比例する

  • 見積もり方法はチームの自己組織化に比例する

    • 自己組織化=暗黙知が共有されてパターンなどが作られている状態

    • 自己組織化したチームは見積りなどどうでも良くなる

所感

  • 見積もりがいらない状態を作るには、暗黙知を共有したメンバー同士でプロジェクトを横断する必要がありそう。チーム依存でメンバーを熟知した上での感覚値になりそう。その状態が維持できるうちだけ成立しそう

  • 結局見積もりは必要なことがほとんどなので、累計モデルやサンプル数を貯めて角度を上げていき、見積もり自体の負荷を限りなく減らすしかないのでは、、、

@ymmt1089
マインドとかチームビルディング系の考えを雑にメモったりしたい