電気工学が役に立つ日

yn2011
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真空管ギターアンプの仕組みという本を読んでいる。

コンデンサが高周波数をカットするとか静電容量が大きいと低周波数の電流も通しやすくなるというような話が出てくる。

ん?何でだっけ?

しかし、ちょっとネットで検索したら色々思い出してきた。個人的にまったく興味はなかったが、受験やカリキュラムの都合で電磁気学と電気工学を無理やり履修させられていたのだ。大学で電気工学の単位を2回も落としたときは本当に辛かった。その上3年生からは電”子”回路工学みたいな授業まで必修になって更に難易度が高まり、自分はコンピュータサイエンスを勉強したかったのに何でこうなった...となっていた。

そういうわけで、コンデンサぐらいならちょっと復習すれば電荷の動きをイメージできたり、数式で抵抗と角速度や静電容量の関係を理解できたりするのである。一応はちゃんと高校から大学まで勉強してきた当時の自分に感謝したい。

高校・大学の電気工学の履修内容なんて実際の生活では一生活用されることはないだろうと思っていたが、まさかエレキギターのアンプを理解するために活かされるとは思わなかった。何でも学んでおいて損はないということか。だからといって何でもかんでも全て学ぶには人生は短すぎるんだけど。