3月16日(土)
うまく早起きができなかった。昼前にライフ。先週千中のピエトロで食べたなす辛、昨日アンデパンダンで食べたイカスミのパエリアが美味しかったので、なす辛とイカスミのパスタソースを買って帰る。幸せの余韻を引き延ばそうとする。一日中マインクラフトをして過ごす。あまりにも私の要領が悪いので、ピースフルでプレイすることを勧められた。ピースフルは敵が現れない、文字通りピースフルな世界。そうやって簡単に逃げていいのか? おやつにマクドナルドのシャカシャカポテト。去年は北大路のテラス席で食べたなーなどと言いながら、その時はケチって買えなかったLサイズを2人で平らげた。
3月17日(日)
恋人の用事についていくため7時起床。早朝の白川通の灰色さが懐かしい。swimpond coffeeで「3月のブレンド」とモーニングセットをいただきながら恋人を待ち、ウエルシアの駐車場で合流して喫茶白河で二度目のモーニング。常連と店員、晴れと曇り、の境界が曖昧な時間。そのまま5番で京都駅まで下り、ヨドバシカメラで炊飯器を買いに行く。悩んでいるうちに新生活を始めるらしい子供を連れた家族づれ3組ぐらいに囲まれる。いっしょに悩み、めいめいに違う炊飯器を買っていった。新生活は始まらないが炊飯器を買うことは新生活の始まりになる気がする。炊きたてのお米はとても美味しかった。私の一人暮らし史は確実に象印以前と以後に分かれるであろう。
3月18日(月)
朝礼で自分が参加したが失注したコンペの話をされた。自分だけのせいで失注したわけじゃないと思っているが、自分の傷を勝手に美談にまとめあげて勝手に喧伝されているような感じがして苦痛だった。私と一緒に担当した案件だから話したい、という朝礼担当者の気持ちはわかるしありがたいが、それほど自分の案件であるという意識があるのなら、どうして失注の連絡を受けた日に何のリアクションもしてくれなかったんだろう。純粋に彼女の行動原理が知りたいと思う。寝る前に映像の世紀「ロシア 暗殺と粛清」を観る。ひえ〜〜、と二人してドン引きしながら観ていたが、自分たちも意外と同じ穴のムジナかもね、と話した。麻痺している、という自覚を持つこと。
3月19日(火)
自分の仕事もろくにできない人がインターン生を教えているおしまいの会社。上司に教育フローをやんわり確認したらちょっと逆ギレされて、いよいよ匙を植物園辺りまでぶん投げたくなったがやめた。でももう足元には捨てている。年末にもらってずっとデスクで眠っていた、近所の中華屋の10%OFFクーポンをようやく使えたので達成感があった日。定時退社で東洞院通りをチャリでぶっ飛ばし帰省。今日大学病院に行ってきた父親、明後日入院・月曜手術という疾走感のある予定が決まっていた。連帯保証人に名前を書き、金曜日に大学病院で麻酔科医の説明に同席することになる。書類から無言でお前はもう立派な成人なんだ! と言われているような気持ちになり心細いが、別世帯の成人というだけで便利な存在として家族のために動けるのであれば、大人になった甲斐があったってもんよ、とも思う。
3月20日(水)
祝日だが父親は仕事で家を空けていた。次に会うのは病院の中になる。母親と無印良品週間を享受しに出かける。ものすごい風、雨、みぞれ? たまたま見かけたリネンのジレワンピースがかわいくて、買ってしまう。ずっと丸襟のワンピースが欲しかったから衝動買いではない。ずっと欲しかった肌着も買う。これでやんわり合わないと感じていたヒートテックとさよならできる。駅で母親と別れ、帰宅。部屋を片付けてから、閉館直前の図書館に行き仕事に関する本を何冊か借りる。強風がひどく、みぞれなのかあられなのかよくわからないぼたぼたの塊が空から降り注いでいた。部屋をうんと暖かくして、無印で買った鮭と舞茸の炊き込みご飯を炊いて食べる。でかい炊飯器最高。家族との会話で思うところがあり、ほけんの窓口を予約した。今から転職エージェントの課題をやって、寝る予定。