とろ火でことこと煮込むような心地でずっと長い時間「好き」を続けている作品というのが、いくつかあって。その代表格がオノ・ナツメ先生の『ACCA13区監察課』です。
はじめはアニメで知ったのですが、知れば知るほど原作のほうが好きになっちゃって。今回はなんと10周年だそうで、有給取って原画展の初日に参加してきました。
ACCAのアニメを知ったころ、私は『アニメ』というカルチャーを好きになったばかりで、自分の好みがどういう系統なのかまだわかっていませんでした。某アニメ専門サブスクで日々おすすめや最新アニメを観ては1~3話くらいでやめることを繰り返す。
そんな中で知ったのがACCAでした。
まず食べ物が美味しそうに描かれる作品はそれだけで優勝です。おめでとうございます。あとオシャレ。アニメ化しても、それとわかる隠しきれないセンスの香り。
ストーリーもこれ以上ないくらいきれいにまとまっていて。
アニメを観て好きになった当時私はまだまだ創作なんてしていませんでした。たぶん支部の存在も知らなかった。
今回自分が創作をするようになってから初めてACCAのストーリーをもう一度頭からなぞったことで「ああ、これは私が好きになるべくして好きになった作品だな」と妙に納得してしまいました。腑に落ちるとはまさにこのこと。
現在私が好きな漫画家さん、イラストレーターさんはオノ・ナツメ先生、コテリ先生、yoco先生。御三方の作品を見ていただければ、私の好みは一目瞭然です 笑
今回一緒に行ったのは私が前に働いていたところの後輩ちゃんです。この子はJOJO、松、ブルロ、ACCA、カリスマ、カラオケ行こ!など、めちゃくちゃ好みがかぶる。なのに推しは一度もかぶったことがないという奇跡の子です。ACCAなんてほぼ二択なのに。
ACCA13区監察課、まだ観たことないかたはぜひ。
とても幸せになれる作品です。