体調不良で頭が焼けるような感じの中の思考、その走り書き
寝たら全て忘れる。
「取っ掛かり」があればそこそこ思い出す。
しかし思い出すのは「こういう思考をした」という記録であり、思い出じゃない。映像は稀にしか伴わない。
エピソード記憶?だとかが致命的に記憶できないのではないか。
記録は思い出せる。
記憶は思い出せない。
短期記憶は壊滅的。
平均で3〜4つ覚えるらしいが、わたしは1〜2つ。
忘れてしまう。思い出せない。思考からこぼれ落ちて、すぐに消えてしまう。
さっきしていたこともすぐ消える。
その前の状況を思い出す……というよりシミュレート?して連想から繋げて思い出す。
記憶そのものはされているのだろう。なにもかも。
ただ、それを引き上げるためのラベルがあまりにも剥がれやすい。すぐにポロッと、行ってしまう。
苦痛に過ぎる。
楽しいこと嬉しいことはあっさりと泡沫になってしまうし、
苦しいこと辛いことは、そこから学びを得る前に消えてしまう。
わたしの中に残る記憶というのは、トラウマだけ。
日常で都度フラッシュバックしてわたしを苛む一生ものの傷だけ。
つまりわたしの人生とは、トラウマでのみ構成されているに等しい。
そんなの当然、自己肯定感は下限突破で地の底、毎日世界が瞬間で無に帰すことも望むだろうさ。
わたしには苦痛しかないのだもの。
それでもダメだと、災厄の底の小さな希望を握り締めて、泥ばかりでなく星も見る。