JaSST'24 Tokyo 1日目 / D3-2 スプリント内で試験を完了させるには?アジャイル・スクラム開発に...

yocaji
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D3-2 スプリント内で試験を完了させるには?アジャイル・スクラム開発に参加したQAエンジニアの悩みと対策

※発表を聞きながら取っていたメモを元にしているため、誤りがあるかもしれません。あくまで個人のメモということでご了承いただければと思います。修正が必要な場合はDiscordのid:yocajiまでお知らせいただければ幸いです。

登壇者

  • 渡邉 豊幹さん

    • サイボウズ

    • Office モバイル

チーム構成

  • iOSとAndroidの2チーム

    • PM 1名

    • Dev 4名

    • QA 2名

    • デザイナー 1名

    • ライター 1名

従来

  • QAはスクラムチーム外

    • 別チームへの受発注のような関係

  • リリース頻度は数か月に一度

一つのスクラムチームへ

  • スプリント内でテスト設計とテスト実施を行う

  • バックログごとにテスト設計

  • テスト設計に着手した時点で実装済みの場合がある

そのうちQAがスプリント一周遅れに...

  • ひとつ前のテスト実施と今のスプリントのテスト設計をしている

    • DevとQA双方の認知負荷が高い

  • 不具合改修となると2~3スプリント遅れになる

対策

テスト設計コストを下げる

  • マインドマップ(miro)

    • テスト設計の成果物は従来はスプレッドシート

    • QAチームが小さいので詳細な手順はなくても良さそう

    • 成果物をマインドマップとすることで観点の洗い出しに注力する

  • モブの活用

    • 1スプリントのバックログは10個程度

    • 設計レビューは決まった時間にモブで行うようにした

テスト実施手戻りの削減

  • スプリント開始時にテスト設計を共有する

  • テスト設計を前倒しで行う

(もっとあったんですが集中力が切れてメモが残ってない)

課題

  • テスト実施量が多いスプリントが続いた場合、平準化しきれない

  • 納得感があり効率的な回帰テストの作成

感想

内容が詰まっていて、ツールの活用方法など具体的な話も豊富ですごく素敵な発表だったのに途中から頭がパンク気味になってきたので、発表資料や発表動画が後日公開されるようなら絶対見たいです。