※発表を聞きながら取っていたメモを元にしているため、誤りがあるかもしれません。あくまで個人のメモということでご了承いただければと思います。修正が必要な場合はDiscordのid:yocajiまでお知らせいただければ幸いです。
登壇者
とうまさん
サイボウズ
kintone開発チーム、スクラムマスター兼QA
抱えていた課題
QAプロセスを改善したいがなかなか進まない
短期的な対策が中心になりがち
経緯
2022年初頭からスクラムチームにQAが入るようになった
ただしテスターはスクラムチームの外
その後、製品の領域ごとに分割してチームを構成するように
2022初頭のkintone QAの課題
毎週のQA振り返りが改善につながらない
中長期的な課題に取り組みづらい
領域分割への対応
検討会発足
課題に対する改善策を議題とする
4月から11月まで全17回
1~5回で課題出し、分類
9~17回でマニフェスト策定
kintone QAマニフェスト
常に最適な方法を考える
人海戦術ではなく効果的に取り組む
品質文化を浸透させる
チーム一体となり、品質を保つ
最後の砦とならない
適切なフェーズで品質を作りこむ(シフトレフト)
実際はもっと詳しい記述になっているとのこと。このマニフェストが改善の方向性のよりどころとなった。
改善の具体例
機能別観点一覧の廃止
手動回帰テストの削減
マージ前の試験完了
まとめ
プロセス改善の拠り所となる行動指針が重要
価値観が指針になる
指針があると改善を進めやすい
感想
もし先に改善の具体例を聞いていたら、なぜそれだけのことができたんだろう?と知りたくなると思う。その理由が、価値観の共有だったということで納得。すごい。