2026年2月22日に開催された国際シンポジウム "世界の「Plain Language/わかりやすいことば」と「やさしい日本語」" のメモ。
参加したのはこれ
🚩国際シンポジウム 世界の「Plain Language/わかりやすいことば」と「やさしい日本語」
アクセシビリティの関係で「やさしい日本語」についてはどうして生まれたのかとかどういう場で利用されているかとか、なんとなく聞いたこともあるし知ってはいたけれど、もっと知ることができてよかった!海外のことも知れてよかった。
心に残ったことメモ
(あくまで私の理解なので、間違っているところがあったらごめんなさい。)
「やさしい日本語」の「やさしい」は「Easy」と「Kind」の両方の意味を持たせるためにひらがなでの表記になっている
「難しい言葉や文字を用いることが、賢い、頭がいい」と考える文化を変えていかねば
2つの「やさしい日本語」
Easy Japanese(EJ)= マイノリティのための「やさしい日本語」(→非日本語話者が対象)
Plain Japanese(PJ)= マジョリティにとっての「やさしい日本語」(→非日本語話者も日本語話者も対象)
非日本語母語話者(外国人住民等)に対する情報提供としての「やさしい日本語」だったが、日本語母語話者にも役立つ。より伝わる、自動翻訳にも役立つ
文章をわかりやすくするためには難しい言葉(単語)をやさしい言葉にするだけではだめで、文章構造全体を見直す必要がある
ことばをやさしくするだけでなく、人の手をかけて文章を書き換えて、内容をチェックした上で、わかりやすい記事を届けているものもある
海外でも「やさしい日本語」に対応するようなものがあるが、その成り立ちやでき方?はそれぞれで異なる
ISO 24495 → Plain Language の規格
2023年 Part1:Governing principles and guidelines(基本原則)
2025年 Part2:Legal communication(法律文章)
2026年 Part3:: Science writing (科学・研究・技術・医薬分野の文章)
2027年 Part4:Requirements for implementing the plain language principles in organizations (組織の導入・運用要件)
2027年 Part5:Document design (情報デザイン)
ISO 24495-1 Plain language Part 1: 「主導原則/ガイドライン」の4原則:想定読者を明確にしたうえで、4原則に沿って⽂書を作成する
原則1|読者が必要な情報を⾒極める→読者が知るべき情報を過不⾜なく盛り込む
原則2|読者が情報を⾒つけられる→⾒出しを具体的にし、結論を先に書く
原則3|読者が情報を理解できる→専⾨⽤語や曖昧な表現を避け、明確に書く
原則4|読者が情報を使える→読者が、迷わず判断し⾏動できる
2027年に Plain Language のJIS規格が発行予定
2025年 JISプレインジャパニーズ規格 申請
2026年 公開意見、審議
感想
アクセシビリティの文脈でより伝わることばや文章、その出し方など考えてきたけれど、伝えたいことを間違いなく伝えたいとか、アクセスする誰かがその情報を得られないことで不利益(時には命の危険があることもある)にならないようにというところにはとても共感しました。日本国内での歴史的背景や、海外での動向など伺えたのもよかったです。
ISOやJISも確認したいなと思いました。