質問する前に自分で考えたり調べたりしたときに、解こうとしていた元の問題じゃなく、考えたり調べたりして「ここまでわかったけどここから先がわからない」の「ここから先の部分」だけを問いかけてしまうことがある。自分はわりとしちゃいがちなのだけど、それってあまり効果的な問いになってないなと思った。
そうした場合の弊害としては
中間地点の「ここまでわかった」が間違っていた時、元の問題の正しい答えに辿り着けない
中間地点の「ここまでわかった」を通らない、元の問題のより最適な解き方を知る機会を逃してしまう
といったことが起こり得る。
自分の時間をかけて調べてここまでわかったんだから、あとちょっとで答えに辿り着けるはずという思い込みがあって、それに相手の時間をあまり取らないようにという親切心だったり、中間地点までの過程を説明するのがめんどくさいという思いが加わり、つい元の問題を隠してしまう。
本来解きたかった問題が解けないと、それこそ相手の時間も自分の時間も無駄にしてしまうので、解きたい問いをちゃんと伝えて、相手の力を目一杯借りていくようにしたい。