"最初から全部説明せず、「情報量を減らす」コミュニケーションの仕方がすごく重要"(牛尾剛「世界一流エンジニアの思考法」第4章)
この、「情報量を減らすコミュニケーション」ができていないケース、表面上は伝え方の問題のように見えてても、実際は対象についての理解不足が根っこにあることも割とありそう。
本質を捉えた理解ができてない状態で説明しようとすると、関係しそうな情報をとにかく喋ろうとして、情報の総量は多いけど、結局何を伝えたいのかをはっきりさせることができなくてぼやけてしまう。
その一方で、牛尾さんが書かれているように、あれもこれも伝えたいっていう話す側の(余計な)親切心で一気にいろいろ喋っちゃう場合も確かにある。
で、どちらにしても、一気に多く伝えるんじゃなく、伝えることを絞ってみるのはありだなって思った。いずれにせよ聞き手にとって情報過多になることは回避できるし。やってみて上手く絞れないなら本質を捉え切れてない、まだ理解が浅いと気付けるし。気付いたら伝えるの躊躇しちゃうかもだけど、ここまでは分かってるから一緒に考えよっかって聞き手を巻き込んじゃうのもありかな。