問題切り分けの止めどき

yoichi22
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システムが想定と違う動作をしているとき、問題を切り分けて原因を絞り込んでいくことがある。より細かいところまで見て原因特定できると良いという思いで、ログとかデータを漁っては問題が発生する仕組みの仮説を立て、検証していく。

そうこうしてて、あるタイミングでふと思う。何のために問題の切り分けをしてるんだっけ?

問題がどう発生しているかの仕組みをどこまでも細かく追求したいと思うのはただの自己満足で、本来の目的はシステムが想定通りの動作になるよう、問題回避の方法を見つけることだと気付く。

すでに集まっている情報で問題回避できる可能性が見えていたら、問題の切り分けは止めて、そこからは実際に回避できるかを確認していく。まだ問題を回避する仕組みの仮説が立てられない状況なら、引き続き情報収集し、問題の切り分けをしていく。原因の絞り込みはどこまでも続けられるかもしれないけど、目的がわかっていれば止めどきは必ずやってくると期待して。