ネットで見つけたレシピ【じゃりじゃり豆】を初めて作ってみた。
用意するのは、水と砂糖と大豆だけ。
今回は、節分で売られていた大豆を使用した。少し量が多い。いざ作ろうとして、軽量スプーンが行方不明なことに気付いた。この前まであったのに。何故。探しても見つからないので、スコップみたいな形状のプロテイン用計量スプーンを使い、大体で投入した。豆の量も多いし、砂糖と水が増えても結果オーライだろう。と思ったのだ。自分用の調理とは言え、ガバガバである。この判断が、後の重労働に繋がったのではないかと考えている。当たり前だが、レシピの分量は守るべきだ。工程に、カラカラに乾くまで豆をかき混ぜ続ける、というものがあるのだが。このカラカラになるまでかき混ぜる、というのが、とても大変だった。レシピより全ての分量が多かったせいかと思う。とにかく乾かない。つやつやのまま。ここで諦めても、これはこれで美味しいのでは、と途中何度も心が折れかけた。豆がほんのり水あめのごとき粘り気を帯びて、混ぜている腕が重い。失敗したのか、本当にじゃりじゃりするのか?と疑心暗鬼になりながら、痛む腕を動かし続けた。とんだ重労働である。こんなはずでは無かった。
結果的には、大成功した。レシピ通りじゃりじゃりになった。ちゃんとカラカラに乾いたのである。ホッとした。砂糖が明らかに多かった気がしたが、ちょうどいい甘さになっていた。感動。と、同時に、世の食べ物は本当に砂糖が多いのだなと当たり前のことを実感した。あんなに砂糖を投入しても、ちょうどいいな、くらいにしかならないなんて。砂糖怖い。
作れることが分かったし、とても美味しかったので、来年はレシピ通りの分量で自信を持って作りたいなと思う。