昼食の写真を撮っているからか、2品も作ってしまった。もうやめよう。なすの味噌炒めはコウケンテツさんのレシピが美味しい。味噌汁がいつも同じなのは味噌汁の素を使ってるから。わかめ以外の味噌汁の素があったらほしい。永遠にこれでいい。
今は週4在宅勤務で、人と話す機会も少なくなり芸人が出ているの動画ばかり見ているからか、話し言葉が男っぽくなってきた。書く時は少し気にしているけど、話す時に“ごはん”と言わず“めし”って言ってしまう。それを女らしくないと指摘されたことがあるんだけど、直そうと思えない。思わない。
前に『「自分らしさ」と日本語』(中村桃子)を読んだ。この本はさくっと読めて面白い。
"私たちは少なくとも百年以上、「最近の女性の言葉の乱れ」を嘆き続けている。「最近」って、長かったんだなあー。百年間批判しても乱れが止まらないのならば、当初をしても意味がないと思うかもしれない。しかし、「最近、女性の言葉が乱れている」と言い続けることは「今の女性の言葉づかいは乱れているが、昔の女性は女らしい言葉づかいをしていた」という幻想を作る重要な働きをしているのである。そして、このような幻想が、「女性が実際に使ってきた言葉づがいが女ことばになった」とい考え方を支えているのだ。"『「自分らしさ」と日本語』(中村桃子)
"明治時代には二流国民のことばとして国語から排除されていたのに、昭和の戦争中には「日本語の伝統」として植民地政策に利用され、さらに、戦後も引き続き「日本語の伝統」として敗戦で失った日本人の誇りを取り戻すために利用されたことを示している。
「女ことば」とは女性が使ってきた言葉づかいではなく、その時々の日本の歴史や政治の中で、人々が「女性」に望むすがたを、ことばの側面から女性に押し付けてきた「概念(イデオロギー)なのだ」"『「自分らしさ」と日本語』(中村桃子)
という訳でお前のイデオロギーを私に押し付けるなよ😄